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クチコミ
アトピーを発症してから30年。
子どもの頃から我が家の救急箱に必ずある「お薬」です。
アトピー症状が出やすくなる冬〜春先には使用頻度が高くなります。
症状が重いときには皮膚科で処方されるステロイド外用薬に頼りますが、症状が落ち着いてきたらワセリンに切り替え、完全に落ち着いたら通常の敏感肌用化粧水等のスキンケアに戻します。
ステロイド外用薬による治療期と通常スキンケア期の間の繋ぎ役として、欠かせない存在なのがこのワセリンです。
使用方法は至ってシンプルです。
洗顔後、顔に残る水滴を拭き取らずに丁寧に肌に馴染ませ、軽く湿った肌にワセリンを大豆1粒程度、塗布します。
ワセリンは粘度が高く、そのままでは固くて塗りづらいため、手のひらに広げるようにして温めて緩くしてから、顔全体を包み込むようにして塗布します。
肌表面の水分を逃がさないように、しっかりと包み込んで優しく押さえますと、ワセリンはしっかりと防護膜を張ってくれます。
余計な成分は何も入っていないため、刺激は全くありません。
自分にとっての適量を薄く塗り広げれば、適度なしっとり感になり、不快なベタつきはありません。
ベタつくのが嫌だからと少なすぎる使用量にしてしまうと、肌を擦って刺激になってしまいますし、多すぎるとベタベタ不快感がストレスになってしまいます。
自分にとっての「適量」を見つけることが不快感ゼロで使用するコツだと思います。
私にとって、ワセリンは「外用薬」の位置づけですので、アトピー症状が出ていないときには全く使用していません。
今は敏感肌用化粧水のジプシー中ですので、通常はコレ!という定番アイテムはないのですが、ワセリンを通常のスキンケアに使うつもりはありません。
「ワセリンは基礎化粧品が何も使えない時期の保湿剤として使う」が私の使用原則です。
どんな医薬品でもそうですが、長期連用するにあたっては注意が必要だと思います。
ただ漫然と使うのはよろしくないと思うのです。
ワセリンについても、いわゆる「油焼け」という副作用があります。
(ただ、これは普通に日焼け止めを塗れば簡単に防げます。ワセリン塗っただけのすっぴんで太陽の下に出れば、そりゃ焼けます。)
炎症を抑えるような効果はありませんので、肌トラブルに万能なアイテムというわけでもありません。
とはいえ、リップケアに使えるくらい安全性は保証されているものですので、上記と矛盾するようではありますが、過剰に神経質になることもないとは思います。
「ワセリンって石油から出来てるんだって〜、何か使いたくないよね〜」と思うのは個人の自由ですが、石油そのものを塗るわけじゃあるまいし、きちんと医療用に精製され不純物が徹底的に取り除かれた「医薬品」なのですがから、“石油由来”を過剰に気にすることもなかろうと個人的には思っています。
(鉱物油アレルギーの方は、心配なら医師や薬剤師に相談してから、使用した方がよろしいかもしれませんね。)
私にとっては頼りになる「保湿剤」ですので、一緒にアトピーと付き合ってもらう大事な相棒みたいなもんです(笑)
多分、アトピー持ちでいる限り、ワセリンとは一生モノのお付き合いになると思います。
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