ジョルジオ・ビバリーヒルズ / RED 口コミ

REDと言ってもエレガントな真紅ではなく、やや朱赤が混じったような赤のイメージ。
官能的なものを連想させる香り。

トップから濃厚な甘い香りが強く香り続けます。
フラメンコやサルサといったような、肉体や汗や熱い吐息や熱気や…そんなものが頭に浮かんで来て、気持ちが乱されそうになります。
或いは、真っ赤な花が咲き乱れる熱帯の禁断の園の夜か…。

深く嗅げば香りに酔ってしまい、頭の芯が痺れたようになります。こんな経験は確かゴルチェのクラシックでもありますが、この香りに比べればあちらの方がずっと愛らしく感じます。

個性的で濃厚で華やかで、こんな香りはビヴァリーヒルズでなら違和感なく纏
えるのでしょうか…。
日本で纏うには時間や場所を限定しすぎてしまい、快く受け入れてもらえない香りではないかと思います。
きっと彼も口には出さなくても、好みの香りではないと思います。
それなのに・・・
私は好きなのよね〜★

このREDは、私がゲイルヘイマンビヴァリーヒルズのDeliciousの香りが好きだと言ったことから、ちょっとしたビヴァリーヒルズ違いで私の元に届いた香り。

結果オーライで、出会えて良かった香りとなりました。
私はビヴァリーヒルズと相性が良いのだわ…なんて図々しく思ってしまいます
（笑）

間違いなく夜が似合う香り。女が男と過ごす夜に似合う香り。

ラストに向かうに連れ落ち着いていき、和箪笥の中に入れてある新品の高級匂い袋のような香りにも感じられます。
このラストに向かう辺りの香りは、粋なお姐さんが似合いそうな香りでもあります。

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