エスカーダ / セクシー グラフィティ 口コミ

フレグランスの販売員を始めたころ、すでに伝説と化していた香り。
テスターすらも空っぽで、お客様に「似た香りない？」と聞かれることが多く、でもどんな香りかすらわからないので往生しました。
先輩に聞いたり、こちらの口コミを読んだりして、少しでも近い香りを紹介していましたっけ。懐かしい・・・
そんなに何年経っても皆が買いたがる香りとは？とずっと思っていたのですが、昨年復刻版が出たとのことで、久しぶりにエスカーダ買いました。
復刻版のパッケージ、なかなか好きです。今までよりスタイリッシュに感じます。

使ってみて思ったのは「ベリー系の走りはこれだったのか！」ということ。
甘酸っぱいストベリーのシロップのような香りと、シャンプーみたいな軽やかなムスク。
そりゃ伝説にもなるわけです。
2002年の発売当初、これ程「食べちゃいたい」ようなフルーツの香りなんて、他ではありませんでしたから。
フレグランスというより、もはや食用の香料であるフレーバー。
でもこのフレーバーっぽさが明るい雰囲気を演出してくれるから、サマーフレグとして大成功したんだと思います。
夏のわくわくするイベント、野外フェスとか海、バーベキュー、もちろん胸の高鳴るデートにも良いですし、ヴァカンスのお供にも。

「若い方向け」と遠慮されてる方もいらっしゃいますけど、シチュエーションやファッションを上手に選べば問題ないと思いますよ。
普段着とか、若い方と同じようなファッションなら年不相応と感じるでしょうけど、
エスカーダの真髄、カラフルでセクシーな大人のスタイルで決めてみてください。
カッティングが素敵なカットソー、脚がきれいに見えるヒールやパンツ。大ぶりのジュエリー、エキゾチックでカラフルなリゾートドレス、こんがり焼けた肌。
シンプルなモノトーンスタイルでも、香りがこんな風にカラフルっていうのも素敵ですね。

リアルタイムで出会っていたら、お気に入りの香りとなったかな。うーむ・・・
意外と若いころのほうが頑なだったから「私にこういう香りは似合わない」とバッサリ切り捨てていたかもしれません。
今だって、私のキャラに似合わない香りだとは思います。
香水に凝りだした頃は自分に似合う香りか、本当に大好きで尊敬する香りしか側に置きたくなかったんですよね。
私の好み（星の数）は別として、一つの流行をつくった香り、色あせない魅力があるのがわかった気がします。
でもあくまでサマーフレグランスですから、季節は選んで使いたいものです。
寒い時期はなんだか酸っぱい香りばかり立ってしまいますので。

使用した商品

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