サンタ・マリア・ノヴェッラ / オー・デ・コロン 口コミ

新たな小分けを試しました。

＊フランジパーネ＊
チュベローザと雰囲気が似ている気がしますが、あちらよりトップの薬品臭が出ています。
チュベローズの精油は薬品のような独特な部分を含むことを踏まえると、むしろこちらの方がチュベローズのイメージに相応しいような。
変化は大きくなく、クリーミーな白い花独特の（ガーデニア・チュベローズ系統）香りが続き、次第に薄くなっていく感じ。
フランジパネを香ったことがないので、比べてどうかはわかりません。
好みかどうかはさておき、チュベローザより本物の花らしさを感じました。




(2012/2/12)
ボトルで数種類所持していますが、今回は手元にある小分けの感想を。


ミモザ：
お花の砂糖漬けのような、どこかガーリーで甘〜いミモザ。
同時にグリーン系の苦味というかえぐみも合わさって、出だしは濃厚。
次第に香りが薄まると、SMN独特のインセンス系の香りに落ち着きます。


ヴィオレッタ：
葉っぱの青さまで再現したかのような。瑞々しいスミレ。
生花がそこに咲いているかのようです。
次第にふんわりとしてきて、レトロなお化粧品のようなパウダリーな甘さに。


チュベローザ：
濃くて甘い、南国の白い花を思わせるチュベローザ。
ただ、それは最初のうちで、すぐに香りは薄くなるので、しっかり香るのが好みなら、付け直しは必須。



どれも自然で生花を連想する香りにまとまっていて、奇をてらわず薬局のイメージに相応しい、シンプルで質の良い香り方。
この中では、個人的にはヴィオレッタが一番好み。
香りもそこそこ持続するし、パウダリーすぎず青すぎず、バランスが良いです。

体調が落ち着いてきたのか、そろそろストーリー性のある香りが恋しくなってきましたが、
やはりSMNの香りは、基本的にはずれがないと再認識しました。
家で眠っている他の香り達も、帰国したら近いうちに復活予定です♪






新たに小分けを入手したので追記です。

＊チッタディキョート＊
トスカーナのアイリスと京都の蓮のイメージだそうですが、確かにトップは少し尖ってスッキリとしたアイリスの香り。
たぶんウッディも含まれているのだと思いますが、ちょっとレザーのような香り方で、同じような感じのアイリスの香りとして、ルラボのものを思い出します。
それが次第に柔らかくなると、今度はそれこそ京都を連想させる、お香のような香り方に。
どこかで嗅いだ記憶があり、お香の匂い袋かもしれません。
その頃にはほの甘いウッディになっていて、何だかリラックスできそうな香り。
あまりアクアやフローラルっぽくはなく、蓮から連想する部分はよくわかりませんでした。
一見落ち着いた香りですが、案外若い女性がキリッとしたスーツ姿に纏っても映えそうです。


＊エンジェルオブフローレンス＊
ネーミングがロマンティックで、こちらだけ天使の絵柄なのが可愛らしい。
フルーティフローラルとの記述をどこそこで目にしていたのですが、あまりフルーツは出ていなく、トップに少しピーチ系の甘さがあるかなと思ったら、どんどんホワイトフローラルブーケ調になります。
と同時にアクア系の涼しさもあり、これは正直ノヴェッラらしくなく、アパレル系な感じです。
ジャスミン・チュベローズ・ガーデニア系統のブーケにアクアが絡んでいて、ムスキーには傾かずアクア・フローラルのまま消えてゆきます。

瞬時に似ていると思ったのはジャドール・EDP。
あちらの方がもっとフルーティさが強い分芳醇な印象ですが、全体的な感じは良く似ています。
ということは、ピュアティファニーに似ているのかも（ジャドールよりフルーティさが少ないけれど似た印象なので手放した香り）。
コロンでも変化があって、香り方も持続もトワレ並みなのはよいと思うけれど、ノヴェッラであえてこちらを選ぶことはないかな。

使用した商品

• サンプル・テスター
• モニター・プレゼント  (提供元：未記入)