NARS / クリームアイシャドー 口コミ

【#2804　CORFU】【#2812　MOUSSON】

一昨年の夏頃、海外で購入しました。日本でも両方定番色として発売されています。


アイホール全体に広げるベースカラー・ミドルカラーとして、私の手持ちのアイシャドウとそれぞれ相性の良い２色を選んで購入・愛用しています。


【アイテムの特徴について】

パール・ラメがふんだんに入った瑞々しい質感の単色クリームシャドウ。
私の所有するカラーはベースカラー・ミドルカラーとして使用しやすい色ですが、締色として活躍するような濃い色もラインナップされています。

のびが非常に良く、ムラにならずに瞼にぴったりとフィットします。
単体で使用しても表面はベタつくことはありませんが、上からパウダーシャドウを重ねるとよりフィット感が増し崩れにくいアイメイクが完成します。

目元の乾燥が気になる際は、アイホールに広げるベースカラーをクリームシャドウに変えることで終日乾燥感のない艶やかな目元を保てるため、今の時期は特に使用頻度が上がるアイテムです。

個人的にクリームシャドウで瞼に痒みを起こすことがあるのですが、NARSのクリームシャドウはNOトラブルなため非常に助かっています。

水分を多く含むアイテムですので、使用時は衛生面を考えてチップでカラーを取り、瞼に数箇所置いてから指で伸ばしています。



【#2804　CORFU】

ゴールド主体の多色ラメ入りの暖かみのあるブラウン。

ラメがふんだんに含まれており、色の密度が濃すぎないため仕上がりは瑞々しく、艶々なベースが完成します。
個人的な趣向ですが、ベースカラーとして使用するブラウンは赤みが強すぎるととたんに好みでなくなることがあるのですが、CORFUはゴールドラメがいい具合に効いているため赤みが強すぎない部分も使いやすく気に入っています。

グレー味もないため非常に使いやすいベーシックブラウンで、色自体も濃すぎず薄すぎないので、ライトブラウン・ダークブラウン、グレージュなど何とでもあわせやすく、ひとつあると重宝する優秀アイテムだと思います。

単色でアイホールまで広げてもがっつり濃い印象にはなりませんので私はベースカラーとして使用していますが、CORFU単色×アイラインのみですっきりと仕上げるヌーディーメイク使用にもおすすめできるカラーです。



【#2812　MOUSSON】

シルバー主体の多色ラメ入り、燻しの効いたカーキ。

ラメのもたらす瑞々しい輝きがとても美しいお気に入りカラーです。
クール＆スモーキーな印象に仕上がりますが、こちらも色の密度が濃すぎないため暗い印象にはならず、ラメのもたらす輝きによってダークトーンながらも華やかに目元を彩ることが可能。

こちらもアイホール全体に広げて使用していますが、私はMOUSSONをベースに燻しの効いたシルバーやゴールドのシャドウを重ね輝きを更にプラスし、ブラックのアイラインを太めにきりっと入れインパクトアイに仕上げるのが好きです。

メイク方法として多いのは、MOUSSONをアイホールに仕込み、燻しシルバーを目頭から目の中央に向けて重ね、目尻側にはトープやグレージュを入れる縦割りアイメイク。MOUSSONがカーキベースであるため、シルバー単体使用時のような冷たい印象にならずクールな目元を作ることができる非常にいい色だと思います。

MOUSSONはベースカラーとして使用するだけでなく、グリッター感覚でパウダーシャドウの上から重ねて輝きを増してもとても綺麗です（発色が濃すぎないため、ベースカラーの色味を消してしまうことがなくシルバーやゴールド、トープなどとブレンドするととても綺麗です）



クリームシャドウ部類の比較として、シャネルイリュージョンドンブルの質感と比較すると、単色使用でもよりさらりとした質感を叶える点や色の密度、美しさの面ではイリュージョンのカラーラインナップの方が全体的により上回ると個人的には思いますが、イリュージョンは揮発性が高く、あまり空気に触れさせないようにしないと収縮が進むなど管理面にやや煩わしさがありますが、NARSのクリームシャドウは収縮等の心配がないため扱いやすく、容量的に最後まで使い切ることを考えてもNARSの方が商品性では優れている(=手軽で使いやすい）と感じています。

ベースカラーのアレンジに、シャドウのアクセントに、おすすめのアイテムです。


※CORFU／MOUSSONと組み合わせたメイクバリエーションはBEAUTISTで記事にしています。

使用した商品

• 現品
• 購入品