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クチコミ
わずかに甘くて、そこはかとない女性らしさ、つつましく、ノスタルジーがある香り。
ですがこの香りをオバサンっぽい、と嫌う方も多いようですね。
こちらのボディクリームは、No.5の清楚で優しい部分が強調されているので、かなりトライしやすいのではないかと思います。
私も実はNo.5 にトライするのは中学生以来。
ちゅ、中学生?!
という感じですよね(笑)
初めて手にした香水がシャネルのNo.5 だったんです。
あの有名なエピソード、『寝ている時は何を着ているの?』という質問に『シャネルの5番よ』と答えたM.Mこと、マリリン・モンロー。
中学生の私には、それがとってもセクシーで素敵なことに思えて、ただ憧れだけで手に入れた香水です。
お年玉で買った気がします。とてもとても高価なものでした。
香りも確かめずに買ったものですから、ボトルを開けた瞬間、違う意味で衝撃が走りました。
当然のことながらうまくつけこなすことができず、人にあげることもできなかったので、当時の私のお洒落スペース(笑)、出窓に飾りました。
最終的には、風の強い日にボトルが落ちておじゃんに。
部屋中この香りでむせかえり、まだあなたの持つものじゃない、とシャネルに宣戦布告されたような気分になったものです。
その後も、憧れだけは抱き続け、でもクサイんじゃ・・・?と思いながら20年ほど経過。
なのに、20年ぶりに再会したNo.5の香りは、
なんて素敵なんだろう・・・!
自分の香りの好みの変化にもびっくりですし、何となくこの香りのよさが
分かったことも嬉しく思いました。
この香り、当時は画期的だったらしいですね。
それまで香水といえば、単一の花から摂った香りが主流だったそうなのですが、No.5はジャスミンやローズなど80種類もの花を原料に、アルデヒドという合成香料を使用した新しい香り。
5番が、シャネルが好きな数字から命名されたのは有名な話ですが、この香りの由来もまた素敵です。
当時愛したディミトリー大公の腕の中で眠ると、白壇、ロシア皮、クチナシ、ジャスミンなどの匂いがしたそうですが、この香りからインスピレーションを得たとか。
誰かに所有されることを嫌ったシャネルは、彼との関係も長くは続かなかったそうですけどね☆
クリームより香水の話が多くなりましたが、私が香水よりクリームを選んだのは、香りを自分で楽しむためと、エピソードにより寄れるかな、と感じたからです。
M.Mのように、眠るときにつけるには本当に最適♪
優しさに包まれて安眠できます。
保湿力と、香りの持続性も素晴らしいです!
クリームがすっと肌に入って、表面はベタつかないのに、内側はもっちり。
朝には香りのやわらかい部分が残って、日中もふんわり香ります。
名前の通り、ヴェルヴェットのような艶やかなボディになれそうです♪
M.Mが眠るときにつけていた、説には疑惑説も浮上してましたが、2012年10月、シャネル社がM.MとこのNo.5の真相に迫ったテープを手に入れ、公開しています。
ほんとでも嘘でもどちらでもいい気もしますが、私は夢が壊れなくてよかったぁ、なんて思いました(*^^)v
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