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クチコミ
イチジクは、収穫するタイミングを見極めるのが
実に難しい果実だと思います
タイミングを逃すと
熟れ過ぎてぱっくりと口を開き、花嚢内部は外気に晒され
小果はぱさぱさしてクリーミーさを失くし、せっかくの
濃厚な甘い蜜も外に溢れてしまいます
逆に、若いと渋くてかたく青臭くてとても食べられた代物じゃあない
気怠さを覚える甘〜い香りに、
人膚に似た柔らかくてしっとりとした果皮
匂引な香り持つ禁断の果実があるとするなら・・イチジクこそ相応しい
エデンの園にてアダムとイブが腰に巻いた葉は、
イチジクなのだから・・
ところが、イチジクの天然香料は毒性が強く化粧品には
用いられないのだそうです
香料に用いるイチジクは、グリーン香とココナッツ香で
再現されるのだとか・・
その魅惑の果実イチジクとその木をイメージさせ
世界ではじめて香水にしたのがラルチザンパフュームの代表作でもある
『プルミエフィグエ 青いイチジク』です
◆プルミエフィグエ 青いイチジク
イチジクの枝を左手で抑え、果実をかるくひねりながらもぐと、
大きな葉が揺れ、もいだ枝からすかさず白い汁が滴り落ちる
ーその時の匂い立ちが『プルミエフィグエ』のプロローグです
草木から立ちのぼる生々しく青臭い匂い
汁に構わず、果実の下の青っぽい部分に親指の爪を当て、
一気にベロンと皮をむけば、果皮につく僅かな白い汁と
ー青いながらも甘いフルーツ香が加わり、周囲に漂う
ほどなくして、草っぽい香りは静かにフェードアウトし・・
ー途切れた追憶を揺り起こすかのように
碧い海と真っ青な空に、照りつける太陽・・・
インドネシアの海に浮かぶ南の島へと・・意識がいざなわれる
熱帯の湿った空気が運んでくるのは、アーモンドミルクやココナッツ
のうっとりする甘い匂い・・
ーやがて、白檀と松が持つ、静かでインセンスな世界が訪れ
香りの誘いにまどろみを覚えれば時の経つのも忘れてしまいそうに・・
だからこそ、時間に追われる平日よりも
まったりとした時間を過ごす休日にこそ香りたい
これは、数年前ラルチザンで一番初めに手にした思い出の香水です
オリヴィア・ジャコべッティ調香
メンズ寄りのユニセックスの香り
想像だにしていた、フルーツノートからあまりにもかけ離れていた
生々しいプロローグに衝撃を覚え、インセンスとのギャップに翻弄され
その不思議な魅力にどっぷりとはまると・・・みごとに堕とされました
毎日はつけないけれど・・そう
心身に疲れを感じた時には緊張を解きほぐし、思いっきりリラクゼーションさせてくれます
心のオアシスとしてそばに置きたい・・・大好きで大切な香りです
★イチジクの葉、ガルパナム、ブドウの実
★イチジクの実、ドライフルーツ、サンダルウッド
★マツ、ココナッツミルク、サンダルウッド'
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