せんねん灸 / せんねん灸オフ レギュラーきゅう 伊吹 口コミ

キャンプファイヤーや暖炉の火を眺めているような、
素敵な気分になりました。
ツボってすごい。
本などを見ると、
存外敷居は高くはないと思いました。

書店で
『お灸のすすめ』池田書店 1200円
を見かけ、
わくわくと挑戦したくなりました。
お灸は近所の薬局では売ってませんでしたが、
意外に直ぐにこれは見つけられました。

（今は長生灸という、高品質な別メーカーのファンです。
業務用通販で一個5円位と、せんねん灸の半額です。）

パッケージが不親切で、初心者には聞いた事も無い単語が羅列しています。
伊吹、オフ、レギュラー、70、せんねんきゅう。
若干アウェー気分で開始しました。
ただでさえ敷居が高いのに、もっと門戸開いてほしいです。

【着火法】
お灸は、火をつけて 手の甲に貼り付けてから、
冷静にツボに貼ればいいのです。
私はIKEAのキャンドルランタンを使って、着火しています。

【形状】
お灸の底面にはダンボールの厚紙で出来たような丸い台座が、
固定をサポートしています。
このおかげで高温過ぎぬようになります。
台座に両面テープで、
安全に固定出来ます。
根性焼き火傷にはなりませんから、心配しないで下さい。

【ツボの知識】
ツボは、いいサイトが沢山あるので、参考になると思います。

【時間】
お灸は、4分位で燃え尽きます。
冷めてきたら、剥がして陶器の器にでも置いておきます。

【回数、箇所数】
一日一回、
一箇所のツボには、熱く感じるまで、7回位まで出来るみたい。
体調によっては控えめに。
万能なツボも多いので、
メインのツボの数はさほど多くありません。
始めてしまえば、簡単で安全です。

【煙】
一個のお灸から煙草並みの煙が出ます。
煙は目にしみます。

【入浴時間の前後はお灸をしない】
お灸の前後一時間から30分は、入浴してはいけないそうです。
このルールがちょっと面倒です。
理由はよく分からないのですが、
皮膚の一部分だけ、えこひいきして温めることに
意味や効果が有るのだと解釈しました。

【効能】
かなり万能で、
コリ、不安、花粉症、冷え、逆子（サイトで見たら高確率で治るそうです。驚きですよね。足の小指の爪外側のツボ)、
代謝アップ、体のゆがみ、軽いうつ、
O脚、小顔、しわ、不眠、むくみ、風邪のひき始め、頭痛、アレルギーなど。

私は関節の可動領域が、
一気に広がったと感じ、体が軽くなりました。
初めてのお灸で2分位した時に、グニャリと関節が曲がって、
「なんだこりゃ、お灸って凄い」
と思いました。
そんな事があったのは一度だけです。

【温度の差の意味】
皮膚の厚さによって、必要な温度が違います。
足の裏なら高温で大丈夫です。
内側のくるぶしなら、低温がいいかも。
下手に高温すぎると水ぶくれになっちゃうかも。
慣れて、すぐに皮膚が厚くなります。
パッケージの説明不足を感じますが、
温度設定は5段階です。

１:弱 :ソフト:竹生島（チクブシマ）
２:やや弱 :レギュラー:伊吹（イブキ）
３:中 :みそ:湖国（ココク）
４:やや強 :しょうが:八景（ハッケイ）
５:強 :にんにく:近江（オウミ）

一つのパッケージに
1-3弱め
3-5 強め
の3種類を詰めて、2ライン位にして売ると、
買い手からしたらわかり易く、
細やかなケアが出来て、
便利かなと思いました。

あとヘアカラーのように、
パッケージの表紙面のみで商品説明を完結させるといいと思います。

【ツボを知るために】
『ビジュアル版 東洋医学 経絡・ツボの教科書』新星出版社 2500円
総合的な思考法まで載っており、お薦めです。

『ツボ単(ツボタン)〜経絡取穴法・経穴由来解説・ユ穴単語集〜』NTS 3800円
筋肉や、骨、写真、ツボの語源、ツボ、体の断面図が、
ない交ぜになって載っています。
ツボの正確な位置を取るには、最適です。
間違ってツボを捉えられてなかった所を見つけられました。
解剖学で、情報を少しは自分のものに出来ます。
骨肉にする為に、十代二十代で勉強したかった。
効能は同時には、記載されておらず正確な場所の確認だけです。
参考文献がコレだけでは、ハードル高めですが、
一生使い出のあるベストセラー。
カバーを外すと、専門書らしいルックスが嬉しい。

ツボ単と長生灸だけで、深淵なる魅惑のお灸世界を旅できると思います。

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