ビューティメソッド
2018/01/06

肌の透明感を上げるためにはどうしたらよい?

文字サイズ

元気がなさそうに見える、顔色が悪く見える……などなど、肌に透明感がなかったりくすんでいるとマイナスな印象を与えてしまうことがあります。40代からの女性の肌をイキイキと見せてくれるのは、内側から発光しているような透明感のある肌です。どんな肌なら透明感が出るの? 透明感を出すケアってどんなもの? そんな疑問にオザキクリニックの皮膚科医、朽木律子先生がお答えします。

透明感のある肌はどんな肌?

メイクではなかなか引き出すことが難しい肌の透明感。透明感のある肌だと、メイクが控えめでもきれいに見えます。透明感やくすみ感は、肌のどんな状態を指すのでしょうか?

「透明感は、第一に肌の表面にある角質が水分で十分に潤っていることがポイント。そういう状態の肌は角質がきれいに並んでいるため、透明感につながります。反対に角質が水分不足だとくすみを帯びたり、角質の並びが整わずに肌の透明感が失われてしまいます。これは洗いすぎなどで肌を傷めているのが大きな原因です。

角質は何層かになっていて、透明感に関係するのは一番表面の角質です。表面の角質が水分不足で乱れるとザラザラした感じを与え、そこに光が当たると影ができ、肌の印象をくすんだものに見せます。また、乱れた角質の上からファンデーションを塗ってもひっかかる感じがして、均一に塗れないことに。そういうことも肌をくすんで見せてしまいます」

ターンオーバーのサイクルが乱れるとくすみの原因に

「顔で一番面積の大きい頰は、洗顔時や化粧水を塗る時やメイクをする時などに擦ってしまいがち。そのため肌のターンオーバーが乱れがちです。反対にエラ部分はそこまで触れることもないため、ターンオーバーのサイクルが良好です。このように同じ顔の肌でも部分によってターンオーバーが異なり、一番面積の大きい頬の角質が乱れていると、肌全体をくすんだ印象に見せてしまいます。

ご自分のエラ部分の肌を見てみてください。頬よりも透明感が感じられると思うのですが、本来なら自分の肌はここまで透明感を引き出すことができるのです。

また、加齢とともに肌のターンオーバーは遅くなります。28日周期というのは実は20代の話で、加齢とともに50日まで遅くなるという報告を皮膚科の学会で聞いたことがあります。肌の透明感を引き出すにはターンオーバーを正常な周期に戻してあげることが大切です」

40代からの透明感のある肌の作り方

やさしいケアを心がける

「まずは肌を傷めないことが一番大切。当然ですが、水分、油分のバランスが取れた肌が理想です。角質がボロボロだと水分を与えてもすぐに奪われてしまいますので、まずは洗顔などで激しく洗うのをやめることで細かい傷を治していきます。

メイクを落とした後の洗顔はぬるま湯でやさしく肌を湿らせる程度。朝、小鼻などの皮脂が気になるなら洗顔料でそこだけ洗っても構いません。乾かして剥がすタイプの毛穴パックは、汚れだけでなく皮膚も一緒にはがしてしまうのでおすすめできません。

その後、化粧水は肌に置くように。水分をきちんと含ませたあとセラミドなどを補うと角質と角質をつなぎとめてくれるので、キメの整った透明感のある肌になってきます。朝晩やさしいケアを続けると、一ヶ月〜三ヶ月後にはぜんぜん違う肌に生まれ変わっていると思います。部分的に違っていたターンオーバーのサイクルが全体的に整ってきて、透明感につながります」

新陳代謝を整えてくれるコスメを使う

「ターンオーバーを早めるために、新陳代謝を整えてくれるのがビタミンAやビタミンA系統のレチノールです。新陳代謝を整えるので、シミを改善したり、目尻のシワを軽減してくれます。目尻は皮膚が薄いのでターンオーバーがわかりやすい部分。頬は皮膚が厚いので効果がわかるのは一番最後。ほうれい線はたるみなので化粧品での改善は難しいです」

bihadado リュクスクリーム・パーフェクト

オザキクリニック目黒祐天寺院オリジナル、朽木先生が開発に関わった高濃度ビタミンA化粧品「美肌道 リュクス クリーム・パーフェクト」(17,280円税込)。最高濃度のビタミンAが配合され、レチノールの100倍もの新陳代謝効果が。レチノールよりもかぶれにくく刺激がないのが特徴。朝晩のケアに使える

エンビロン モイスチャー 1セット

キャプション:@cosmeでも高い評価を得ているエンビロンのベーシックエイジングケア「モイスチャー1セット」(8,208円税込)。ビタミンA(レチノール誘導体)配合の保湿ジェルと、美容クリーム、弱酸性のクレジングジェル、保湿ケアの浸透を高めるトーニングローションのミニサイズがセットに

もっと早く新陳代謝を整えたいならケミカルピーリング

「ぬるま湯洗顔を続けてもなかなか透明感が出ない場合は、病院でのケミカルピーリングを試してみるのも手です。ケミカルピーリングとは肌表面の角質の乱れだけを取り、新しい皮膚が生まれるようにしてくれる治療のこと。市販で出回っているようなもの、例えばリンゴ酸、グリコール酸配合と書かれていてもその濃度は分かりません。また、擦ると消しゴムのカスのようなものが出るものは、病院のような効果は出にくい上に、肌に逆効果の場合もあるので要注意。実際にピーリング効果があったらそれは化粧品ではなく医療行為となります。

ケミカルピーリングは吹き出ものができている人には特におすすめです。吹き出ものは毛穴の上に角質が一枚のっていて、毛穴から出て行きたい皮脂が蓋をされている状態です。角質の蓋を溶かしてあげれば吹き出ものは良くなります」

オザキクリニックでの施術一例

「ラクトミディアムコース」(ラクトピーリング+DXイオンフォトレーシス)
高い美白効果でシミやくすみ、肝斑を解消する天然乳酸を使用したケミカルピーリングと、微弱な電流で肌の深部まで有効成分をしっかり届けるイオン導入がセットになったコース
全顏 16,000円(税込、1回、初回限定)

教えてくれたのは

オザキクリニック 目黒祐天寺院
朽木律子先生

皮膚科医として、長年の実績と経験を持つ。的確なカウンセリング力、注入系治療の技術力を磨き、一人ひとりの個性に適したデリケートな治療を実践している。シワやたるみなどの肌トラブルをはじめコンプレックスなどの繊細な悩みを、確かな技術と提案力で解消し、新たな魅力を引き出す。また美容内科やコスメに対する知識も豊かで、多角的なアプローチで肌の悩みを解決してくれるとクライアントからの信頼も厚い。
<経歴>
国立奈良女子大学文学部英語英文学科卒業後、高校や予備校などで教鞭を執る
2003年 和歌山県立医科大学医学部医学科 卒業
2003年 和歌山県立医科大学附属病院 勤務
2005年 共立美容外科和歌山病院 勤務
2006年~ 京都の美容皮膚科クリニックにて院長に就任
2013年 赤坂ビューティークリニック 勤務
2014年 オザキクリニック 勤務
2015年 オザキクリニック 目黒祐天寺院院長 就任

朽木律子の美肌ブログ「美肌道」
http://blog.bihadado.com/

取材・文 飯田麻衣子

おすすめの関連記事

@cosmeで関連キーワードの情報を見る

Page Top

ログインして便利に使おう!

A-Beautyメニュー
コスメティクス
ビューティメソッド
ヘルスケア
ニュース
共通メニュー
プレミアム会員登録
プレミアム会員解約
サービス一覧
会社情報
利用規約・ガイドライン
運営会社
ヘルプ
ヘルプ
お問い合わせ
カスタマーサポートブログ
アンケートにご協力ください
PC版@cosmeトップ
アットコスメ宣言安心してご利用いただけるサイト運営を目指して
× CLOSE