【もくじ】

なかなか痩せられない…そんな悩みを持つ人に送るアドバイス!

—ダイエットに関して、どんな悩みを抱える方が多く来院されているのでしょうか?

「なかなか便秘が解消されない」、「サラダしか食べていないのに太る」など、どれも聞くと、腸に関係している悩みが多い傾向ですね。

実は、野菜や玄米などの食物繊維が豊富に含まれる食べ物は、ダイエットでは欠かせない栄養素であることは確かです。しかし、腸のぜん動運動が鈍くなっているタイミングで、食物繊維ばかり摂取しても腸には負担を与えるだけです。

—具体的にどのように負担を与えているのでしょうか?

食物繊維は、排便を促してくれる、便秘予防作用があることはみなさんもご存知ですよね? 確かに腸壁の汚れを掻き出しながら、ゆっくり流れていく作用があることがわかっています。しかし、腸の内容物がゆっくり流れるということは、つまり消化がよくないということなのです。

なので、私は患者さんには「野菜を食べるよりも、まずは消化のいいおかゆをゆっくり食べてください」とよくお話します。ダイエットをしている方に人気の玄米も同様に、消化・吸収がゆっくり。ですので、動く腸になってからぜひ食べて欲しい食べ物です。また腸の健康には、食物繊維だけを摂取するよりも、バランスのいい食事を心がけることも大事と言えます。

では、小澤先生が考える腸に負担をかけない、好バランスな食事とは?

やはり、日本を代表する“和食”を基本とした食事です。味噌汁や醤油、豆腐、納豆、漬物といった発酵食品は、どんな食べ物よりもスーパーフードと言えると思います。ヨーグルトも同じく腸に効果的な発酵食品というイメージがありますが、手軽に手に入るような市販のヨーグルトは糖分も多く含まれていて、あまりおすすめできません。さらに乳製品の多くは、お腹が張ってしまう原因にも繋がってしまいます。

そのほか、乳製品以外にも、腸におすすめできない食材はありますか?

小麦を使った食材全般は、控えた方がいいかもしれません。例えば、パスタやピザなどのイタリアンが大好きな女性は多くいらっしゃると思います。しかし、イタリアンを楽しんだ後のお腹って、とても重く感じませんか? グルテンを多く含む小麦は、腸壁にベッタリとくっついて蠕動運動の妨げにもなってしまうんです。

効果的に腸の動きをよくするために、おすすめしたい運動法はありますか?

腸律セラピーの中では、初心者でも簡単にトライできるヨガのポーズや、腸を緩ませるようなストレッチ法などを指導しています。

どんなヨガポーズを推奨していますか?

どちらも“体に無理のないもの”というのが大前提! 例えば、ヨガの基本ポーズとも言える“ダウンドック”は、お腹周りの自律神経に働きかける効果のほか、腸を上げてくれる効果も期待できるので、落下腸の方にはぜひおすすめです。

またヨガの呼吸法には、腸を緩ませてくれる効果もありますので、積極的に取り入れていただきたいなと思います。

ヨガと同様に、おすすめのストレッチはありますか?

ストレッチに関しても、背伸びをしたり、体を横に伸ばしたり、体全体をリラックスさせるようなものであれば、自然に腸を緩める効果が期待できます。患者さんにセルフ調律やヨガ、ストレッチなどを指導しても「帰宅するとそのまま疲れて寝てしまって、続かない…」とおっしゃる方がいるのですが、できるだけ継続的に行うことも大切ですね。

ダイエット法に注意して取り入れて

よくウエスト周りを細くするために、テニスボールでゴロゴロ刺激を与えたりする女性の方がいらっしゃったりするのですが、それは腸自体を固くする原因にもなりかねません。

調律セラピーの考えからすると、お腹を強く押したり、刺激を与えたりする行為は、絶対に控えていただきたいことですね。

腸律サロン セラピーエ
https://therapyie.com/

「セルフ診断&セルフケアを伝授!20代〜30代に多い悪い腸パターン3つ」
に続きます。

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