「安いコスメ」にあえて問題提起を
たとえばダ○ソーなど100円均一ショップをはじめとする、安すぎるコスメは考えものです。

化粧品は、原料費のほかに容器代、箱代、印刷代、宣伝広告費、研究開発費、地代、人件費、製造にかかる費用（機械代や電気代もろもろ）そして会社の利益など様々なコストがかかります。
ある程度の品質を保つにはそれなりの原価がかかって当然。
定価数百円の化粧水なんて、よほど大量の販売数がない限り苦しいものです。

そうなると、販売価格を安くするためには、どこかで何かでコストを削減する必要が出てきます。当たり前ですよね。

「化粧品の品質は下げずに容器やパッケージでコストを削減しよう」というメーカーばかりだと良いのですが、現実社会にはそんな良心的なメーカーばかりではありません。
目先の利益にとらわれているメーカーも少なくないのです。

手っ取り早くコスト削減をできるところはどこだと思いますか？
もっとも消費者の目に見えにくい・わかりにくいところ…
つまり、原材料です。
消費者にとっては直接肌に付けるものだから一番気を付けたい「原材料」が一番御座なりにされてしまうことがあります。

しかし、利益最優先主義のメーカーにとっては、安い原材料で高利益を上げることを考えます。

安い原料が悪い理由は、そこに粗悪品が混じる可能性が高まること。
また、精製度の低い原材料を使うこともあります。

コスメは安心できるものが一番ですよね。
しかし、それはきっと激安化粧品の中にあるとは思えません。