入学おめでとうございます。
もう、入学式は済んでしまったかもしれませんが…。

「大人はお化粧するべき」という考えが世の中にはありますが
大学の入学式だから、大学生になるから、社会人だから、という理由で
化粧しなくてはいけないというわけではないです。

大学で化粧について卒論を書いたので（はい、かなり昔です）、それから
時代が変わった（それも広い世代や男性層にも化粧が浸透してきた）という変化
はあると思いますが、今も女性専用車両などで他人の化粧研究しています。

まずパターンでいろいろ考えてみて下さい。


■仕事をしている（学校に行っている）かどうか■

まず、まわりの働いている（学校に行っている）女性を思い浮かべてみましょう。
販売業や、カウンターにいるような接客業は、お化粧した方がいいですし、
している人がほとんどですね。
会社の内勤などで、基本一定の人としか会わないような人は化粧率が落ちますが
通勤するし、ランチで外に出ることもあるし化粧派が多いでしょう。
しかし、個人商店の人とか、都内の会社員にもノーメーク派がいないわけではない。

そして、仕事をしてない（学校に行ってない）人を思い浮かべてみましょう。
専業主婦で家からほとんど出ない人は実際に化粧率低いです。
宅配が届いたら、家族以外の人と顔を合わせる程度とかですし。
でも、一日家族以外と顔を合わせなくても、いや一人暮らしでも、
朝起きたらまず化粧するというおばあさんなども存在します。


■どの程度のお出かけから化粧するか■

化粧する習慣がある人でも、どのレベルで化粧するかも人それぞれ。
　人に会わなくてもする
　家族以外と会う場合する
　ちょっと近所へ行くレベルでする
　駅まで出るレベルでする
　東京でいえば、山の手線に出るレベルからする
　冠婚葬祭レベルでのみする


■どのくらいしっかり化粧する？■

これは、ノーメーク状態で顔のつくりがどれだけはっきりしているか、
どの程度しっかり化粧をしたいかという本人の要望により異なります。
そして、化粧を簡単に済ませても一生懸命しても、化粧感が他人に伝わるか否かも異なります。
口紅やアイシャドウに目立つ色を乗せると化粧感が出るので「化粧をしている人！」
と他人(特に男性）からは見られますが、
逆にカモフラージュ的化粧をする人もいます。
例えば、唇の色が濃すぎるから目立たぬようベージュ系口紅を塗るとかね。
ものすごい念入りな化粧でも化粧感を感じさせないスッピン風メークがありますね。
ただ、方向性の違いはあっても「素」と違う自分に変身するため化粧する点では同じ。
そしてお出かけレベルでシッカリ度レベルを変える人が多いです。



ちなみに、私は大学から化粧しました。
顔が薄い系統なので血色のない唇に明るい色を入れる、
眉やアイラインやアイシャドウやマスカラでハッキリさせる、
ファンデも意味わからずつけるものだと思ってつけてました。
でも30歳ころからノーファンデ派という感じで。
家にいる日でも、とにかく朝まず化粧します。

実際に化粧をはじめると分かると思いますが、
化粧するということは「やるきスイッチ」をONにするという要素が強いと思います。

まだ、若いのでピチピチ感を損なわないよう厚塗りにしなくてもよいでしょう。
まずは色付きリップ、眉毛を整える、ビューラー＆マスカラをつける、
あたりからゆっくりはじめるといいと思います。
化粧ビギナーには、ごくまれに頑張りすぎてシッカリ化粧しすぎる人もいるので。

化粧品の値段はピンキリです。
口紅など、100円ショップでも買えるけど6000円超えのものもあります。
まずはスーパーとかドラッグストアで少しずつ買っていけばいいと思います。
1点1000円以内で買えますから。
化粧＝お金かかる、ということはないですね。

もし、化粧にはまれば、自発的に化粧もいろいろ試したくなってきます。
はまらなければ、それはそれで散財しないのでよいと思います。