「魔女の宅急便」のキキがジジの言葉が分からなくなった謎

解決済み
金曜ロードショーの魔女の宅急便を久々に観ました。
やっぱりいつ観ても面白いし、考えさせられるし、新しい発見があるので、何度観ても新鮮です。

そこで質問です。
タイトルの通りですが、キキがジジの言葉が分からなくなった原因は何だと思いますか。

・ニシンのパイの件によるスランプ?
優しいお婆さんとパイ作りを手伝い、雨の中、孫娘に届けたのに
「私、このパイ嫌いなのよね」
頑張った仕事を否定された(自分は仕事を頑張っても、相手の孫娘はそんなの知らんし関係ない←仕事あるある!)
トンボと仲良くなり自信を取り戻したが、その孫娘はトンボと仲間だったことに急に憎らしくなって、スランプに陥り、魔法が弱くなり、ジジの言葉が分からなくなり、飛べなくなった

・ジジが白猫のリリーのことが好きになったから?
生まれた頃から常にキキと一緒だったが、リリーを好きになり、キキの友情よりも猫としての本能を選んだ。
つまりジジはキキの分身でもあり、トンボが気になったから、ジジもリリーに恋をした。

原因は一つではなく、様々な要因があったと思います。
ニシンのパイの件から、キキの心情は大きく変わったのは間違いありません。
後半のジジは、本来の猫みたいな描写になってますので、キキとジジはほぼ同時期に変化、成長したと考察。

ラストのジジは猫の鳴き声のままですが、キキが仕事中のときは一緒にいるので、キキと完全に決別はしてないようですね。

ジブリは考えさせられる作品で大好きです!

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2020/3/28 01:04

子供の頃から何回も見てきた作品です。良いですよね。

子供の頃はまさにそこのところがわからなかったけれど、最近の私の解釈では「キキの魔法の力が弱くなった」→「キキの魔法の力が無いと話せないジジとのコミュニケーションが取れない」→「一度それぞれの成長や変化(恋?)」を経てから「またキキの魔法の力が少し蘇った(完全ではない)」で物語を終えているのではないかなと思います。

恋に関してはジジは明らかにそうだと思いますが、キキもなんじゃないかと前々から思っていました。もちろんトンボに対してですけど。
(トンボ、ちょっとキキのお父さんと感じが似てますしね。)

キキの魔法の力は確かに仕事をこなしていくにつれ(キキが成長していくにつれ)弱くなっていきます。
思春期の情緒不安定みたいな、魔法の力の不安定さも伺えますね。

「ジジの側でも成長しているからキキの側との距離が出た」とも考えられますが元々猫と人間ですから分かり合える関係、意思疎通の可能だったのは、魔法の力があってこそなんではないかと私は思います。
だから映画にするとき言葉をお互い喋っていますが、実際はもしかしたらキキの方が猫語?を喋っている可能性だってありますよね。

魔法の力は物語の最後ではまだ完全に復活しているわけではないけれど、これから(←ココ大事)もっと伸びていくでしょうし精神的にも大人の立派な魔女さんになっていく「過程」をこの映画では表現しているのではないでしょうか?

「原因はなんだろう?」とおっしゃっていますがざっくりいうと「キキの成長」かなあと思います。
キキの、ってところがやっぱりポイントです。私の解釈では。

自信を取り戻すこともですが、思うに「やる気があればできる」ことばかりではない、もっと「自分の手の届かないものにどうやって手を伸ばしつかみ取るか」みたいなことがこの映画では考えさせられる部分になってこないでしょうか?

だから一度自分を見直し、今まで持っていたもの(例えばジジと話す力)を手放して見たりするとか、手探りでやってみること、やってみたことないことをしてみたり(自転車に乗ること)が必要になるのではないでしょうか?

複雑ですが、しなくてもいいことだってあるのに、それをすることで得られるものって意外に自分の深いところまで浸透していくものじゃないですかね?
それがいろんな経験として描かれている。

…いっぱい考えさせられてしまいますね。笑
魔女の宅急便は子供の頃よりも今のほうが好きかもしれないと思います。

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