ふたりっ子「涼しくなってまいりましたが如何お過ごしでしょうか皆々様」
ボン「ねえさあ、人権問題人権問題って当たり前なことテレビで騒ぐなよ」
ふたりっ子「ボンとか裕次郎さんは今の芸能界無理よ、窮屈すぎて」
☆☆☆☆
（ふたりっ子は壁にかかっている花嫁衣裳を見た。こんなにたくさんあるなんて決められないよ、どうしよう）
アコ先輩「当日はサンローランでメイクするからね？」
ふたりっ子「（そこまでもう決められてるの・・・）」
アコ先輩「だって、それくらいしないと！髪の毛ももう少しお洒落にしないとねえ」
ふたりっ子「は、はあ・・・」
ボン「俺、もうきーめた！」
ふたりっ子「(早くない！？なんで！？）」
ボン「ふたりっ子はゆっくり選んでていいから」
アコ先輩「田口さん、それでいいの？」
ボン「おう！」
アコ先輩「じゃあ試着してみる？」
ボン「いいのか？」
アコ先輩「ここ右に出たら試着室あるから、行ってらっしゃい」
（もーう、ボンまで花婿衣装決めちゃったじゃん！あたしだけだよ！？ねえ！なんか、ここまで来て決められないなんて、ふたりっ子はどうしようもない女だって思われる！ふたりっ子は熊みたいに衣装の間を行ったり来たりしている）
ふたりっ子「あ、あたしあれにしますっ！！！」
（横でアコ先輩がクスクス笑っている）
アコ先輩「やっと決まった？」
（胸元に薔薇のコサージュに袖口にシャーリングでパールがあしらわれている。ウエストから下はシンプルにできている）
ボン「あー着替え終わった・・・ってアコとふたりっ子は？」
(待つこと10分ーー）
アコ先輩「待った？田口さん」
ふたりっ子「ど、どうかな・・・(*ﾉωﾉ)」
ボン「いいって！すごくいい！！」
アコ先輩「あーーお二人、ちゃんと並んで」
ボン&ふたりっ子「「へ？？」」
アコ先輩「ボスにね、写真撮ってこいって言われてるの」
ふたりっ子「な、ちょ、それは、その、、」
アコ先輩「いいからいいから。はい、いちたすいちはーー」
（三脚にカメラを乗せてアコ先輩がシャッターを押す）
ボン&ふたりっ子「「にーーー」」
（かしゃり☆彡）
アコ先輩「はい、お疲れ様でした」
ボン「あーー疲れた」
ふたりっ子「ふう」
（はい、お疲れ様でした、ふたりっ子&ボン。秋ですねえ。いい時期ですねえ。読書したいのでボンの栞が欲しいです。ふふふ。そういうわけで今日の予測変換は「べ」です。作者は「ベジタリアン」でした。皆さんの変換お待ちしております☆彡）