相談者さんとは全く違う境遇でしたが、親に対して悩んで、就職と共に絶縁状態に持ち込みました。住民票も取れないように支援措置を受けています。
どんな風に生きてきたか、と問われると、答えるのが難しいですが…
私の場合はですが、小さい頃は私が親を幸せにするのだと思っていました。親が大好きだったんです。でも成長するにつれて疑問に思うことが増えていきました。私が子のはずなのに親みたいな言動を求められていることとか、なのに親子としての上下関係ははっきりあって口出しできない場面があるとか、色んな矛盾がたくさんありました。
最終的には、金銭的な揉め事が原因で親を見限りました。親と一緒にいると、私の人生が食い潰されると感じたのです。
憎いばかりの時期もありましたが、絶縁状態になってしばらくして少しずつ落ち着いて、今は感謝することもあります。憎いままのこともあります。
私の場合はですが、100%悪い思い出でなかったことが一番辛かったです。1%でもいい思い出があると、その1%ゆえに憎みくれなくて苦しいんです。でも今は、悪い思い出は悪い思い出として、いい思い出はいい思い出として受け止めることができています。