親切にしてもらったら、お返しをする
この考えは正直、イエスとノーが半分ずつですね

親切にも色々あります

心からの親切には、心からちゃんとお返しをするのは大切なことです。
良いことが繋がっていくと、自分も周囲も温かい気持ちになれますよね

打算が見え隠れする親切もあります。
その親切や優しさが一見ありがたいように見えるけれど、何となく違和感がある。
そういうときは、いい人っぽく見えるようにするため、自分にとって都合のいいように利用するためなど、裏に何かあります。
そういうときは、失礼のない程度にお返しをしておいて、少しずつその相手と距離を置くのが良いですね

商品の紹介をされたときは、微妙ですね。カウンセリングして一生懸命考えて選んでくれた場合もあれば、その商品が推奨販売の対象アイテムであることもあります。
いずれにしても、ニーズや予算に合っていないなら購入する必要はありません。
もし、いつも親切丁寧に対応してくれたり、ニーズや予算に合った商品を紹介してくれて良かったのであれば、
『いつもありがとう』
『この間～してくださって、助かりました。ありがとうございます』
『おすすめしてくれた商品、○○で良かったですよ。ありがとう』
感謝の言葉を伝えると、店員さんのモチベーションアップにもなって良い循環ですよね。
プレゼントを送る等は、悪目立ちしてかえって迷惑だったりしますね。

親切にされてお返ししないことにモヤモヤしてしまうのは、ご自身の性格と生まれ育った環境など後天的な要素があると思います。
一例として。
もともと、親切にしてもらったら、ちゃんとお返しをする性格なのに、
親やご近所、学校の先生など周囲の目上の人がうるさくて、必要以上にそのことを意識するようになってしまった。
自己肯定感が低い。
そういう可能性が考えられます

『親切』の、具体的な言動やそのときの雰囲気を第3者視点で客観的に見ると、お返しをするべきかどうかの判断がしやすくなると思います