ネガティブでいいじゃないですか
何も考えないポジティブよりは、ネガティブのほうがよほどマシ。
私は常々、そう言います。

何の根拠もなく最高のケースを考える人を馬鹿といいます。
鬱屈になることがない人間はあさはかと言い換えることが出来ます。
生きていればいいこともありますが、悪いことはもっと沢山あります。

ポジティブとネガティブを分けるのに
『コップに半分残った飲み物』
がたとえにされますね。
『また半分ある』と思うのがポジティブ思考
『あと半分しかない』と思うのがネガティブ思考
だといいますけれど。

人生はそんなに単純でしょうか？
満たされていれば誰だって
『まだ半分ある』
と思います。
喉がからからに渇いているのであれば
『あと半分しかない』
と思うでしょう。
状況によって、人の心なんてコロコロ変わるものでしょう？

どんなときにも
『まだ半分あるじゃないか』
と思う人は、危機感が足りないんじゃないかしら。
『あと半分しかない』
と思うからこそ、心に準備が出来るというもの。

これでもポジティブ思考がいいですか？


人と違う自分。
これはある年齢ぐらいまで、かなりのコンプレックスになりうると想像します。
ズレている自分を個性だと思えるようになるには、結構な時間と居直りが必要ですから。

ひとりでいたほうが気楽、私もそう思うタイプです。
単独行動が多いほうでもあります。

だからって、誰かといるのがつらいわけでもありません。
しんどいな…と思うときはありますけど、そんなときはそんなとき。
楽しいときもあれば、ほっとする時だってあります。
ひとりはひとりで楽しめばいいし、誰かと一緒にいるならそれを楽しめばいいかな。
相手に合わせる余裕がないときは、無理をしない。
そう心がけています。


人生とは何か。
これは人が生まれて死ぬまでのことを指しています。
人によって価値観はさまざまだし、
『これぞ正しき人生なり』
という答えは誰も持っていないのではないでしょうか。

生まれてきたから生きているわけであって、
生まれなければ生きていないわけです。

生まれてきたからには、かくあらねばいけない。
そんな義務感だらけの生き方も疲れますし、
生を垂れ流すかのごとく息をしているだけ。
というのも物足りない。

そのときそのときによっても違いますね。
猪突猛進さながらに突っ走るときもあれば、何も手につかないことだってあります。
自分の人生とやらを振り返り、ため息をつくときもあれば
『あのときの私は素晴らしかった』
と自画自賛することも。
それだって、コロコロ変わるもんです。

人生とは何ぞや。
これを尋ねるとき、多くの人は気持ちを軽くラクにしたいのでは？
人生を真剣に考えて尋ねる人はごく稀であるように思います。

じゃぁ、自分がラクにいられるためにはどうしたらいいか。
私はそれを考えることにしますね。

・やりたいこと
・やりたくないけどやらなければいけないこと
・やらなくてもいいけどやったほうがいいこと
・やりたくなければやらなくてもいいこと
・しないほうがいいこと
・してはいけないこと
色々あると思います。
自分のおかれた状況に、このどれが当てはまるでしょうか。

やらなければいけないと思うことだったら、イヤでもなんでもやらなければいけない。
ここに甘えは禁物でしょう。
そのかわり、ほかの事を度外視したらいい。
イヤイヤでもやらなければならないことをやるには、心身ともに労力がかかりますからね。
やらなくてもいいことはしない。
それくらいでちょうどいいんです。
ネガティブだろうがポジティブだろうが関係ないところです。

いまどき中卒で働くわけにも、ニートになるわけにもいかない。
だったら高校に行かなければいけませんね。
これはわかっていらっしゃるとおりでしょう。

でも、でも…なんていって、ぐずぐずしてたって仕方ないです。
行きたい高校がないとか、何をやりたいか決まらないとか。
そんなことを考えるよりも、今の自分の学力で行ける高校を。
中学３年なのだから、それ以外に選択肢はありませんよね。
行ける高校が沢山あるのなら、大学進学を考えて選ぶようにすればいいのでは？

人付き合いがうまくないだの、考え方がネガティブだの、自分はズレているだの。
そんなことはいったん、脇に置いて。
進学だけを考えていればいいんです。

しんどいときには、あれもこれもと抱え込まないこと。
最低限やらなければならないことをやったら、後は心を休めてあげましょう。