現代女性は髪を洗い過ぎなのです。
こんばんは。他の方の回答にもある通り、現代女性はこれでもかっ！てほど髪を傷めておいて、せっせとトリートメントに頼る。。これが間違いなんですね。大昔、髪は女性の命と言われた頃は、世界の多くの国で裕福な女性でも、週１回程度しか洗わなかったそうです。
髪はすでに「生きていない細胞」。つまり、セーターや毛皮と何も変わりないわけで、これを毎日界面活性剤入りの洗剤（シャンプー）をつけてごしごし洗い、いくら優秀な保湿剤を加えたところで、元の健康な髪に戻れるわけがありがありません。
質問者さんが脂性でない乾燥体質なら、洗髪は３日に１回でじゅうぶん。それでは気持ちが悪いなら、シャンプーを使うのを３日に１回にして、その他はぬるま湯で地肌を中心にさっと洗う程度に。また、シャンプーは原液を直接つけるのではなくて、お水で思いっきり薄めた液を使って下さい。脂性なら、この薄めたシャンプーで控えめに洗って下さい。
また、トリートメントやコンディショナーは、内部に保湿成分を補給する役目のものと、表面に油分をコーティングしてさらさら感を出すものとの両方があり、後者が強い場合はサラサラ感への即効性はありますけれど、コーティング成分が邪魔をして、髪の内部に有効成分が届きにくくするという問題が起こります。つまり、この２つの効果は元々矛盾しているのですね。
質問者さんは取りあえずの即効性を狙うのか、いやいやじっくりと髪の内部からの回復を狙うのか、まずそこをよ～く考えて製品を選んで下さい。
また、根本的な回復を狙うなら、これから生えて来る新しい髪に期待するしかありません。その場合は、食事や睡眠も非常に大切です。
いずれにしても、どんなに優秀なエアケア剤を使っても、現在の方法で１週間でさらさらになるわけ、ないです。。
なお、ヘアパックの時に被るのはポリでも濡れタオルでも構いません。ボリなら中で蒸れて浸透しやすくなりますし、蒸しタオルなら蒸気成分が浸透を助けますので、お好みや季節で使い分けてはいかがでしょうか。
ちなみにパンテーンは強めの界面活性剤やシリコン剤配合が多い方なので、脂性の元気で若い髪の人には良いですが、傷んだ髪の根本的な回復には向かないと思いますよ。