基本から勉強を
こんにちは、神田真さん。
ちょっと失礼な感じの物言いになってしまうかも知れませんが、はっきり物を言ってしまう悪い癖ですのでどうぞお気になさらないでくださいね。



本を買ってそれを参考にメイクしてみた、とのこと。
具体的にどんな本でしょうか？

書店には「化粧水とは何？」という一番基本的な部分から書いてある本も、
雑誌のムックのように、ある程度メイク慣れした人が一歩先へ進むための本もあります。


書き込みを拝見しますと、メイクよりずっと大事なスキンケアが「これはスキンケア…かな？」の段階のようですね。
クレンジングはしっかりなさってますか？
私は肌に合っていればオールインワンでも良いと思いますが、それで保湿は充分ですか？
眉や産毛の手入れを、とのことですが、方法などは大丈夫でしょうか？

綺麗なアイシャドウでバッチリ似合うメイクもとても素敵ですが、まずは自分の肌のことをしっかり掴んでお手入れできるようになって下さい。
大変失礼ですが、毛穴の黒ずみ・目立ちはあまり「肌がキレイ」な状態ではないと思います。
しかしお若いですから手入れしだいでもっとツルツルになるでしょうし、整った肌にはメイクも映えます。


そのために、もう一度書店に行って、スキンケアに使うものの名前や使い方から書いてある、「お化粧の基本のき」のような教本をお求めになることをお勧めします。
メイク本が並んでいる棚で一番使いやすそうなものを選んでください。

「そもそもスキンケアとは、肌質に合わせてクレンジング料・洗顔料・化粧水等々…を使います。化粧水とは…使い方は……そしてお化粧とはまず…」
とこの書面でやるのはあまりに非建設的です。


美容部員さんにお願いするのも良い方法だと思います。
彼らはプロですし、お道具は一通りそろえることができます。

しかし、何を言っているのか分からないというのなら、まず自分で勉強して何を言っているのか分かるようになってカウンターへ行って下さい。
あるいは、全く初めてなので基本から教えて下さい、分からないときは質問させて下さい、とガッツリ教えてもらって全部吸収するくらいの気持ちで行きましょう。


眉のお手入れはヘアサロンでもやってもらえたと思います（私は経験ありませんが）。
眉は顔立ちを印象付ける大事なパーツですから、初めてならまずはプロの手に任せるのが安全です。
顔のシェービングは床屋さんでお願いできると思います。


自分の肌に合う・合わない、肌が荒れている・いないなどは、スキンケアをしながら自分で感じ取っていくしか無いような気がします。
メイクが合う・合わないも同様。

ちなみに私も長年眼鏡をかけていますが、眼鏡をかけるとメイクがどう変わるかも、色々と濃さ・範囲を変えて試行錯誤するしかありませんでした。



確かにこちらにいらっしゃる方は知識豊富な方が多いですが、それは自分で勉強して、自分の肌で試して、その上で得たものを他人と交換して、
そうして積み重ねてきた経験をお持ちだからです。

最初から納得いく美しいメイクができる人は多分いません。
勉強すること、手間をかけること、そして多少のお金を惜しまず、何度もトライしてみて下さい。