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私の香りの教科書たち

私の香りの教科書たち

どれもずっと昔から好きな、香りにまつわる本たち。
何度も繰り返して読んで今でも参考にしています。

熊井明子さんの 愛のポプリ。
小学生高学年の時にポプリが流行り始めて、
香りが大好きになったきっかけになりました。
ポプリの作り方も載っていますが、巻末の「ポプリ材料ノオト」は
ほとんどが香水の原料でもあるので、香水を使っている今でも読み返しています。




平田幸子さん監修の 香水の本。
たくさんの香水が写真と共に紹介されています。
これも今でも参考にしているもの。




中村祥二さんの 調香師の手帖。
資生堂の調香師の方の、科学的な話しも含めた 興味深い本です。
材料の話し、同じ香りが、状況によって感じ方が変わるお話、
調香師の方がどんな事に注意をはらっているのかについて 等々
香水を付ける際の参考になります。
この本は以前 他の方も記事にされていらっしゃいました。




森瑤子さんの 香水物語。
様々な香水をモチーフにした短編集です。
当時まだまだ小娘だった私は、いつかこんな素敵な女性になりたいものだ
と思いつつ、読んでおりました。
登場する香水は、COCO、イザティス、ビザーンス、オンブル ブルウ、
プワゾン、ニナ、ナルシス・ノワール、KL、サムサラ、イヴォアール、
サファリ、アルマーニ、エゴイスト、セ・ラ・ヴィ! 等々。




こちらも森瑤子さんの ドラマティックノート。
香水物語と同じく、ある香水をモチーフにした短編集です。
登場する香水は、ディオリッシモ、No.5、オピウム、
ミル、アンフィニ、ホワイトリネン、フィジー等々。




香水の原料となる花は、朝 日の出前、開花する前に収穫されるそうです。
(花が開くと香りが薄れるため)
そして薔薇の場合、1kgのエッセンスを得るために必要な花は1トンとも3トンとも
言われています。 どちらにしても、大量の薔薇が必要です。

そして、調香師の方々は 何百という香りを嗅ぎ分け、
長い年月、絶え間ない訓練が必要だそうです。
また、一つの香水が出来上がるまでには時間がかかるそうです。


この香水瓶の中にはたくさんの花々が入っているに等しい と思えば、
多くの方々の手を経て出来上がったものだと思えば、
どの香水も大事に使いたい。

そんな気持ちで香水を選んでいます。

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コメント(9件)

  • あひるのが~様 イイネとコメありがとうございますm(_ _)m ブルガリアンローズは本当に良い香りですよね(´▽`)私も大好きです♪調香師の手帖、本屋さんにあると思います。お時間のある時に見てみて下さいね!

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    2015/5/14 21:09

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  • 自分の好きな香水の原料って気になるんですよ!私はブルガリアンローズが本当に好きで現地の自然に咲いてたバラの香りが印象的ですがアロマも好きでブレンドしながらって考えたら1冊こう言う本って持ってると良いですね~読んでみたいなぁ中村祥二さんの 調香師の手帖を

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    2015/5/14 11:51

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  • LEI-CHEUNG様 いつもありがとうございますm(_ _)m はい、勉強になるし、ロマンティックな本達です(≧∇≦) 調香師の手帖は新本が販売されていました。他の本も電子書籍があったり、古本屋さんで販売されていました。私も以前処分した本の古本を発見し、買おうか迷い中です☆

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    2015/5/9 20:12

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  • 私も同じ本を含めて何冊か持っていましたがやはり処分してしまい、後悔しています。教科書であり、夢を見せてくれる本達ですネ。

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    2015/5/9 19:35

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  • →続き ハーブの本やポプリの本、アロマテラピーの本などは、原料の詳しい事や、その原料にまつわる古代のエピソードが書いてあったりして、ちょっとロマンティックです(≧∇≦)

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    2015/5/9 15:30

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  • 紅色鶴様 いつもありがとうございますm(_ _)m はい、いろいろ勉強になりますよ! これ以外にもいろいろ本はあると思いますが、この5冊は大好きなのです。 調香師の手帖 は新本が販売されています(o^^o) 原料についてなら、ハーブの本も参考になると思います♪

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    2015/5/9 15:25

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  • いやー香りの教科書ですね、まさに。香水は大好きなんですが本は持っていなくて、こういった本も参考にしながら香りを手にするのが自分の香りを見つける近道なのかもしれないと思いました。香りは掘り下げるととても奥深いですよね。私もどれか一冊でも持っておきたいです。

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    2015/5/9 15:13

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  • RyanRyan様 いつもありがとうございますm(_ _)m 私も何冊かは処分したのですが、この5冊は思い入れもあって、捨てられませんでした。

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    2015/5/9 15:12

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  • 香水の教科書的な本。私も以前持ってましたが捨てちゃいました。拝読させていただきもったいないことしたかなぁと
    すこぉし後悔いたしました。

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    2015/5/9 13:56

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