スーパーマリオのようにキノコを食べ、ここまで大きくなりました( ̄∇ ̄+)
というわけで、今回はキノコ界のスーパースターである霊芝(レイシ)。
万年茸とも呼ばれ、民間薬や健康食品など、さまざまな目的で用いられています。

中国最古の薬物書に『神農本草書(しんのうほんぞうきょう)』という本がありますが、霊芝(レイシ)は、この中でも上品に分類されています。
無毒で、長期連用でき、命を養うとされており、長い、長い間、漢方薬として重用されてきました。以前は、自然界でも古木10万本に対して2~3本くらいしか取れないといわれるほど貴重なものでしたが、ドモホルンリンクルが生まれる2年前の、1971年に霊芝の人工栽培に成功してから量産が可能となり、比較的身近なものになり、美活湯の原料の一つにもなっているのです。
つづいて、ドクダミ。

キノコの話の後だと、毒キノコのような印象さえ与えてしまいそうですが、名前の由来は「毒を抑える」という作用からきています。
名前だけだと、なんだか怖い感じさえしますが、清楚で可憐な白い花が咲き、もうしばらくすると道端のあちらこちらで見かけるようになります。
そんな清楚な花からは想像できないくらい、ドクダミの生命力と繁殖力はハンパなく、根茎が少しでも残っていると、翌年には、地面いっぱいになるくらい繁殖します。
このドクダミを乾燥させたものは生薬名十薬(じゅうやく)とされ、日本薬局方にも収録されています。
十薬の煎液には、利尿作用、動脈硬化の予防作用などがあるとされています。
また漢方では、解毒剤として用いられ「魚腥草桔梗湯(ぎょせいそうききょうとう)」、「五物解毒散(ごもつげどくさん)」などにも処方されている植物なのです。
美活湯についてはこちらから
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