1185views

髪と女性ホルモン

髪と女性ホルモン

なぜ、40代から女性の薄毛が気になりはじめる?


自分の頭頂部、見たことがありますか?

女性は頭頂部から薄くなっていく傾向が……

気づかないうちに進行する女性の薄毛。


40代女性の薄毛には、女性ホルモンの1つである

「エストロゲン」が大きく関わっています。

このエストロゲンは毛髪を発達させ、

毛髪の成長期を持続させる働きがあり、

減少すると髪の成長期が短く、休止期が長くなってしまいます。

エストロゲンの分泌は28歳ごろがピークといわれており、

その後は年齢を重ねるごとに減少し、

閉経後は副腎から分泌されますが、極少量になってしまいます。

更年期に入る40代はエストロゲンが減っていくため、

1つの毛穴から出る髪の本数が減ったり、髪そのものが痩せたり、

髪の色が薄くなったりして全体的に薄毛になる傾向があります。

これは女性特有の脱毛症で「女性型脱毛症」や「びまん性脱毛症」といいます。

エストロゲンの分泌が減ることで身体が対応できなくなり、
さまざまな症状を引き起こすとされています。
それらを「更年期症状」といい、次のようなものが挙げられます。

顔や身体のほてり・のぼせ
冷え
異常発汗
動悸・息切れ
めまい・耳鳴り
頭痛
肩こり、腰痛
便秘もしくは下痢、腹痛
筋力の低下
頻尿
コレステロールの増加
視力、聴力の低下
骨粗しょう症
肌の乾燥、シワの増加
薄毛、白髪の増加
倦怠感、無気力
イライラ、集中力の欠落
恐怖感、不安感 など


以上の更年期症状には個人差があり、ほとんど出ない女性もいれば、
ひとつだけ出る女性、複合して出る女性、
生活に支障をきたすほど強く出る女性もいます。
強く出る場合を「更年期障害」といい、病院での治療が必要になるケースがあります。

自分の頭頂部、見たことがありますか?



他人からはよく見えるのに、自分ではあまり見ることがない頭頂部。

実は頭頂部こそ、女性の薄毛の症状が最も顕著になるところなのです。

自分の今の頭頂部の様子を把握している方は少ないのでは。

そこで、合わせ鏡で頭頂部を見てみることをおすすめします。

携帯などで撮ってみるのもよいでしょう。

1ヵ月ごとに記録して、頭頂部の変化を把握すれば、

薄毛の進行に早く気づくことができるでしょう。

手遅れになる前に対処すれば、薄毛の進行を少しでも遅らせることが可能です。

「薄くなってきた?」と感じたら、

客観的に判断してくれる髪の専門家に相談すると安心です。


このブログに関連付けられたワード

このブログを通報する

コメント(0件)

美容その他 カテゴリの最新ブログ

美容その他のブログをもっとみる

投稿ブログランキング

投稿ブログランキングをみる

編集部イチオシ!

HOTタグ

ブランドファンクラブ限定プレゼント

【毎月 1・9・17・24日 開催!】

(応募受付:7/24~7/31)

プレゼントをもっとみる