
松本の市街地は周りの山々から集まってきた地下水が豊富で
数多くの井戸や湧水があるんです。
市街地の中に数多くの湧水があることは珍しく
「まつもと城下町湧水群」として『平成の名水百選』に選定されました。
市内を流れる水路は、江戸時代には庶民の生活用水や防火用水
町の境目として重要な役割を持ち
現代へと続いており私たちの生活に潤いを与えているんですね。

『源智 (げんち)の 井戸』です。
松本城城主であった
小笠原家の家臣・河辺与三佐衛門源智(かわべよざえもんげんち)の持ち井戸で
その名をとって『源智の井戸』と称するようになりました。
歴代の領主は制札を出してこの清水を保護してきたんですって。
時は享保年間(1716~36)。
源地を水源に中町
本町に引水するようになっても、この井戸だけは引水を許さなかったそうです。
生活水、酒造りの水、
歴代の領主によって厚く保護されてきた『源智の井戸』は
城下町のシンボル的な存在として今もしっかり守られているんですね。
…画像はお借りしました。
いつも見ていただき
ありがとうございます。
☆peony☆さん
主婦専業
etmattyoさん