建造物,工芸品,彫刻,書跡,典籍,古文書,考古資料,歴史資料などの有形の文化的所産で,我が国にとって歴史上,芸術上,学術上価値の高いものを総称して「有形文化財」と呼んでいます。
引用元:文化庁
阿蘇の馬のたてがみ油の
生まれ故郷でもある熊本にも国が登録する登録有形文化財(建造物)がありますが、
中でも注目しておきたい場所がこちら。
長崎次郎書店
と長崎次郎喫茶室
明治・大正期に活躍したスター建築家・保岡勝也の設計によるもの。
障壁風の壁の上部に設けた小屋根,軒廻りの装飾,2階の連続する変形のアーチ等に特徴がある。
登録有形文化財として登録されている「明治7年創業」長崎次郎書店の2階にある喫茶室へ。
ちなみに喫茶室のロゴデザインが気になったので、社長の長崎圭作さんに伺ったところ
喫茶室が大切にしている珈琲をモチーフにしたデザイン。
右上の円が滲んでいる部分は、コーヒーの泡をイメージしているそう。
つまりコーヒーカップを上からのぞいたデザインに。
地元で活躍し、喫茶室を愛するデザイナーさん達と圭作社長が幾度となく意見を交換し
こだわって作り上げたロゴ。
ロゴをモチーフとしたどら焼きも実は、阿蘇で注目されている阿蘇市の老舗和菓子店 向栄堂さんが
喫茶室のためにオリジナルで作っているものだそう。
圭作社長の笑顔に惹かれ、訪れる人も多数。
(photo:松永育美)
熊本市内からタクシーで喫茶室へ向かう道中でも、
タクシーのおじさんから圭作社長の素敵なエピソードを聞くことができ、
実際にお会いするのが楽しみでした。
地元に支えられ、支え
日本のよき習慣・文化が根付いている喫茶室は、
著名人も多数訪れるという。
村上春樹さんのサインもありました。
流石、由緒ある書店だけあり夏目漱石さんの初版も。
本好きとしては、ずっと居たい空間でした。
ロケーションも最高です!
(photo:松永育美)
窓際に座り、コーヒーを飲みながらぼーっとしていると
自然といろいろなアイディアが浮かんでいるから不思議。
著名作家の方が物書きスペースとして
居続けたいとおっしゃる理由がわかりました。
喫茶室では、イベントを開催することも多く
人が自然と集まる空間は、圭作社長と奥様の人柄なんだと実感しました。
こんな素敵な空間に、@cosme nipponブランドの「阿蘇の馬のたてがみ油」を
置いていただけることになりました。
熊本では、@cosme storeとこちらのみでの販売となりますので、
ぜひ、喫茶室にお越しの際には手に取っていただけたら嬉しいです。
販売開始時期は、7月になると思いますが、
詳細が決定次第別途お伝えします。
震災から復興にむけての建物の修復など、
苦労されたエピソードもまたご紹介できればと思っています。
人と人のつながりを大切にする文化。
そして、一生残しておきたい建築物・空間。
皆さんが素敵だなと思うモノ・ヒト・コトがありましたら
インスタグラムにて#cosmenipponをつけて教えてください。
長﨑次郎喫茶室
住所/熊本県熊本市中央区新町4-1-19 2階
電話/096-354-7973
URL/http://www.jirokissashitsu.com/
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