アルピコ交通の「ピコ」て何なのか。謎すぎてずっと頭の中ピコピコしとったんや笑
まあ調べてみてわかったんやけど、アルプスの会社て意味らしいわ。
ALPIne COrporationなんやて。
やっとわかって頭ピコーンてなったわ笑
アルピコ交通てのは前から、長野に来る前から名前だけは知ってたんや。
というのも、
これ。「全国登山鉄道‰(パーミル)会」てのがあって、なんばから「天空の聖地」高野山を結ぶ路線を持ってる我らが大阪南部民の誇り(笑)南海電車をはじめ、山梨県内・大月から河口湖までの路線の富士急行、トーマス機関車でも知られてる大井川鐵道、神戸新開地から有馬温泉や神戸の山手、三木・小野までの路線を持つ神戸電鉄、箱根へ向かう箱根登山鉄道、京都出町柳から鞍馬・比叡山へ向かう叡山電車……沿線に観光地を有して、かつ登山鉄道としての性格を持つ6つの鉄道会社が興した会なんや。
そこにアルピコ交通が7番目の加盟会社に名を連ねたときに初めてその名を知ったんやけどね。ちょうど加盟して1年。1年間ずっと頭ピコピコしとったんや笑
ちなみに「‰」て単位、1000分の1て意味。
割合とか確率の単位ていうたら「%」を使うけど、鉄道じゃ勾配を表すときに「‰」て単位を使うねん。
線路にこういう標識が立ってる。これ、9‰の登り勾配て意味やねん。
水平距離で1000m進んだら9m高くなるてことや。数字かいてる板が右上がりなら登り、右下がりなら下りの勾配なんや。
勾配の話になったら決まって出てくるのはアレ。鉄道じゃないけど。
ベ タ 踏 み 坂鳥取島根の江島大橋ね。
島根側の勾配が6.1%。鉄道風にいえば61‰てことになる。
これ、角度に直すと3.5°ぐらいなんよね。
三角定規が30°60°と直角二等辺三角形しかないから洗脳されてしまうんやけど(笑)、たかだか3.5°でも結構な勾配なんよ。
そもそも30°なんて勾配、現場の重機とか戦車とかじゃないと登られへんからね笑
鉄道は勾配に弱い乗り物と言われてて、登りきれずに逆走して脱線とか、下りでもブレーキがかかりきらずに脱線とか、そういう事故が過去に何度も起きてる。
そのため、線路を通すときはなるべく勾配を抑えるように敷設したり、やむ無い場合は勾配を克服するに十分な馬力やブレーキ性能を備えた車輌や設備を使用したりしてる。
ちなみに高野山へ行く南海高野線、橋本以南は最大勾配50‰、また半径100m以下の急カーブがあって、最高速度が33kn/h、ラピートやほかの通勤型電車よりも車体長が短い車輌を使ったり、下りでブレーキをかけたときの回生電力を吸収するために変電設備を強化したりしてる。回生電力てのはあれ、ブレーキかけたらバッテリーに充電されるていうやつね。プリウスミサイルみたいなやつ笑
で、アルピコ交通はといえば、最急勾配が21.4‰と、高野山に行くのに比べたらまだ緩いほうやけど、実際に乗って、もともと高地を走ってることと、上高地などの観光地へアクセスするための路線という「全国登山鉄道‰会」に名を連ねるには十分な性格を持つ路線やと思ったで。山登りする電車て、大変なんやで。
きょう乗った電車、じつは昭和41年生まれや。もう53や。オッサンに重労働はきついで笑しかもツッコミどころさらにあって、
東 急 百 貨 店もと京王電車やろ、よその宣伝してどうすんねん笑
もいっこぶっこんどくわ。
定期買うときの申込の書きかた。
ア ル ピ コ 太 郎リンゴとペンはあるからパイナップル持ってこい笑
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