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クレンジング:【オイル】賛否の変遷と裏側?  比較

クレンジング:【オイル】賛否の変遷と裏側?  比較



■オイルクレンジングブーム
オイルクレンジングが世の中の目を惹きつけたのは、
たっぷりマスカラに、しっかりアイメイク。
それが、あっと言う間に緩んでしまうオイルクレンジング効果がCMに流されました。
あの映像の影響が、非常に大きかったのではないかと個人的には思っています。

あの映像を見たら、

   「そうよ、油は油で流さなくちゃ落ちないもの!」って、

何か、焦らされたというか、
いつものメイク、今まで、ちゃんと落ちてなかったかも?!
と、不安にさえ思わされた感がありました。


■オイルクレンジングは油分も落としてしまう?
ところが、次第に、オイルクレンジングは汚れ落ちはいいけれど、
余計な油分まで落としてしまって乾燥しやすいとどこか悪者扱い。

美容家の方が、オイルクレンジング=「老いる・クレンジング」と
言われたらしくその評判をさらに下げた気がします。

こういう情報って、私はちょっと疑ってしまいます。
だって、いろいろな化粧メーカーさんが、
これまで、オイルクレンジングを研究を重ねて出してきたわけです。
そのクレンジングが全部ダメということでしょうか?
そんなことはないと思います。
メーカーだってそれなりに考えて作っているはずです。

(内心、何でそういう極論を言ってしまうのかなぁと
 思ってしまうのでした。
 使い方の問題とか、肌質によって合う合わないって
 ことじゃないのかしらと思うのです。)

そう思って、オイルクレンジングについて調べると
このように答えていらっしゃる方も・・・


■Qオイルクレンジングは、肌によくないんですか?
  →http://mico.allabout.co.jp/gm/gc/380735/

どんな汚れを落とすのか、どんな肌に使うのか。
結局そういうことなのだと私も思います。

それと、オイルクレンジングがブームになって、
否定され始めた頃に調べていて、なるほどと思ったサイトがありました。


■〇〇〇〇さん「オイル洗顔は老いる洗顔」のウソ
  →http://studio-m.at.webry.info/200609/article_5.html

こちらで言われていることと全く同感です。

>今まで化粧品会社でそれなりの立場を勤め上げたのなら、オイルクレンジ
>ングにもいいところと悪いところがあって、ミルククレンジングも良し悪
>しなのよ、というのが正々堂々とした態度ではないだろうか?全てを否定
>できるものなど、この世の中に存在しないと思うのであるが。。。

これって本当なの? と思って調べていくと、
どこか理論的でないと感じさせられるところにぶつかるのでした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
【追記】 2012.8.26
こちらのサイトによれば、
佐伯チズさんは、オイルクレンジングは、乳化をしっかりして使えば、
悪いものではないことを実はご存知らしいこと。
しかし、それを全面に出すことはなく、オイルクレンジングそのものが悪いような
印象を与えるような情報提供がされている。

そして、悪いとされる界面活性剤は、ミルククレンジングにも含まれる。
それなのに、洗い流さない拭き取りタイプのミルククレンジングも
よしされるのはなぜか・・・

そこに、長年努めた化粧品メーカーとの関係というウラがあるのでは?
という「推測」をされています。
(これは、あくまで、推測なので、誤解のないように・・・
 しかし、私も、そのように感じさせられました。)

美容情報を見る時のひとつのポイントとして、
極論は信じない・・・というのが私の判断の一つの基準となっています。

結局のところ、お仕事上、極論は目新しいし
キャッチとなって取り上げられやすい、表現方法のうちなのかなと理解しています。

また、メーカーとのからみということも、
あるのではないかと思いながら見ています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■技術の攻防
オイルクレンジングといえば、さきがけがシュウウエムラ。
そしてDHCと思っていましたが、DHCの技術が、
ファンケルから訴えられていましたね。
結局、汚れを落とす。でも肌にもやさしい。
その技術の攻防でメーカーはしのぎを削っているわけです。


■(oё)/ 【オイルフリー】 の化粧品は肌にいいの?
   →https://beautist.cosme.net/article/177996

オイルクレンジングの【合成界面活性剤】のことから、
akachantoさんが記事にされています。

こちらでもオイルクレンジングが悪いわけではなく、
オイルの質、界面活性剤の質、刺激や量だと言われています。

また、anzu_ame さんが、日本薬局方 オリブ油を使った
クレンジングについて、界面活性剤のことが書かれています。

○正しく汚れを落とすことは、美肌を作るための基本です
  →https://beautist.cosme.net/article/18753

■乳化  油と油 → 油と水 へ
油分である化粧を油でおとす。
これは同じ油どうしなので溶けやすい。
その状態で、水に流そうとすると今度は、
油と水なので、はじいてしまいます。

そこで、乳化のしやすさが問題になります。
油の状態に、水を少しずつ混ぜて白くなった状態にします。
これが乳化と言われるもので、ドレッシングと同じかな?
油と水(酢・醤油)は最初分離してますが、混ぜていくと白っぽくなって混ざり合います。
この状態になれば、水に溶けて流れ落ちるということです。

そんなわけで、この水と油を混ぜて白くするのと同様のことを顔の上でするわけです。
オイルとメイクがなじんだ状態で、手を水で濡らして、
白くなるまで、肌の上で、クルクルしてきます。

ジェルやクリームクレンジングなども、すっと軽くなる状況があります。
この状態が乳化といい、
この作業が、手軽にできるように、各社、工夫をされているようです。
乳化がしっかりできていれば、ダブル洗顔はいらないということなのでした。


■オイルクレンジング比較
ということで、しかるべき考えを持って、しかるべきメーカーが作った
オイルクレンジングは、決して悪いものではないという前提のもと、
おまけについてきたオイルクレンジングを使ってみました。

下記、口コミに登録しています。

 〇アテニア: クリア オイルクレンズ
   →https://my.cosme.net/open_entry_review/show/review_id/502520018
 〇エスト:クレンジングオイル リファインド
   →https://my.cosme.net/open_entry_review/show/review_id/502610816

それぞれのオイルクレンジングが、いいものであるらしいということは、
使うと伝わって来る気がします。
ところが、あくまで自分の好みになってしまいますが、
ベタベタする感触が好きではありません。

また、乳化の手順については、意識しませんでした。
その使い方を、パンフなどで謳ってはいないので、
通常の洗い流をしても、乳化するようになっていると判断しました。

オイルとしては、よいものだと頭で理解はできるのですが、
自分の好みの使いごことちかどうかという問題があります。


■TPOに合わせて  そして好みも
山本浩巳さんがおっしゃっているように、
汚れによって、メイクの種類によってクレンジングも選ぶこと。
そこに、私は自分が使って心地よく感じられるかというのというのも
大きなポイントだと思いました。


【参考】チエコ オイルクレンジングはすべて肌に悪い?
   →https://chieco.cosme.net/reply/reply_id/148726

こちらの回答で、
「化粧品の成分などの問題は、よほどのものでない限り私は心配していません」
と言われているように、私も以外に楽観的。
それなりのメーカーで作っているものであれば、
そんなに悪いものは、作らないでしょ。
何かあれば、問題になるわけだし… 
結局のところは、自分に合うか合わないかということで、
それを見極められることが大事なのかなと思うのでした。

【関連】
Chieco(チエコ)
○クレンジングオイルと界面活性剤について
   →https://chieco.cosme.net/board/board_id/1618
○ オイルクレンジング・何故悪いの?
   →https://chieco.cosme.net/board/board_id/990
○ オイルクレンジングはすべて肌に悪い?
   →https://chieco.cosme.net/board/board_id/34531

(上記を見ても、佐伯さんの理論に疑問を感じていらっしゃる方、
 結構、いらっしゃるんだな・・・と思いました。
 有名美容家が言ってるから正しいではなく、
 自分の肌がそれにあっているかどうかと、
 自分が納得できる理論にあっているかどうかが、大事なんだって
 改めて思いました。)


【追記】
その後もいろいろなオイルクレンジングを使いました。

世の中にはびこった オイルクレンジング=悪
という風潮は一掃されたかに思いました。


ブームに乗って粗悪なものを使ってしまったオイルクレンジングが悪いのであって、
オイルクレンジングそのものは悪くはない。
技術の伴ったところが作っている製品は、問題ないと思います。


ただ・・・・・


問題はないとしても、自分がその感触を好きかどうは別の問題。
問題ない。大丈夫ですと言われても、気分的に乾燥しそう・・・って
思いながら使うのは、あまりよくないと思うし、
ヌルヌルした感触そのものが嫌いだから、「私は」使わない。
という判断をしました。

しかし、それはあくまで好みにの問題であって、
オイルクレンジング全体を否定するものではありません。


某美容家さんの一言で、「オイルクレンジングは、ダメ」
という風潮が蔓延してしまう美容界。
オイルクレンジングを提供しているメーカーで、「迷惑じゃありませんか?」
と何社かに伺ったことがあります。
美容界、持ちつ持たれつの部分もあるためか、はっきりは明言はされませんが、
困りますね・・・という困惑のニュアンスが伝わってきました。


そんな中で、一社、オバジだけ、名指しで「ああいうの困るんですよね」
とキッパリおっしゃっていました。


オイルクレンジングで、私がいいなと思ったのは、
THREEのクレンジングでした。
https://www.cosme.net/product/product_id/10055210/review/503678118

オイルにアロマ効果をプラスして、癒し効果を加えていました。
メイク落とし、疲れているとめんどくさいな・・・・と思ってしまいがちですが、
香りや色の相乗効果で、新しいスキンケアの習慣を提案してくれたようなアイテムでした。

オイルクレンジングはダメと言った美容家さんのこのクレンジングの
評価を伺ってみたいと思いました。


【コメント】
●キトキトさんがコメント'13/1/17 21:28
>Marilaさん オイルクレンジングに関する情報というのは、美容情報の象徴的な部分だと感じています。「化粧水のつけ方」と「オイルクレンジングに対する考え方」お答えの内容で、私がその美容家さんを信用できるかどうか判断する基準にしているところがあります。.

● Marilaさんがコメント'13/1/17 20:19
まさにコレ。という記事です。何度も書いてしまってますが(笑)肌も千差万別、環境もそれぞれ。自分をよく知り、それに合う方法を見つけることが大事なんだと改めて思いました。


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