
もしも伴侶に先立たれて独り残るとしたら・・・何れにしろとても哀しいのですが、やはり男性が独り残る方が悲哀の度が高いような気がします。
五年前、早期だったのですが悪性腫瘍の宣告を受けた時(ちゃんと手術して全ての治療を終えたのでもう大丈夫^^)、不思議と自分の死の恐怖より残される相方氏と息子の事を思うと、涙が止まりませんでした。
私は母親を22歳の時に亡くしていて、自分はもう成人していたのでショックの度合いが違ったと思うのですが、当時10歳だった弟と父親の落胆した姿は今思い出しても目が潤んでしまう程でした。
そんな経験もあってか伴侶に先立たれる男性の話には滅法弱い私です^^;
なのに、止せばいいのに涙腺が崩壊してしまう様な写真集を買ってしまいました><
「愛のバルコニー」写真家・荒木経惟氏(アラーキー)の写真集です。
今はもういない愛妻の陽子さんと愛猫のチロちゃんと過ごした、「楽園」であった豪徳寺のマンションのバルコニーを30年間撮り続けた映像の記録です。
思い出の場所であった豪徳寺のマンションもとうとう取り壊しが決まってしまい、それを機にこの写真集を作られたそうです。
写真集の其処此処に奥様とチロちゃんへの愛情が散りばめられていて、ページを捲る度に滂沱の涙です^^;
荒木経惟氏の意図する処では無いと思うのですが、彼の写真集(当然、そうではない写真集の方が殆どですよ^^)には涙を誘われてしまいます(;_;)
荒木経惟氏ご本人も現在闘病中なので、寂しいとは思うのですが長生きをして素晴らしい作品を残して頂けたら・・・と思います。


自称 キジトラ愛好家^^
キャプチュー(^0^)さん
763さん
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キャプチュー(^0^)さん
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