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若さについて考えてみる。

若さについて考えてみる。

今回インドを旅行してたくさんのイスラエル人に会った。
なぜか彼らはインドのヒマラヤの山奥でパーティなるものをして、
2000人くらい集まっていたそうな。

インドのひなびた山里にイスラエル人がたくさん~~
イスラエルの子たくさんいた。
ホントにたくさんいたけどいろいろ考えさせられた。

だいたいみなさん18歳から24,5歳くらいの大学生もしくは院生、兵役が終わった子などが主だった。(イスラエルは女性も兵役あり。)
皆バックパック担いでインドの山奥に現れて、彼らのお目当ての「レイブパーティー」に出席する。夜はパーティで大騒ぎして、マリファナを吸いまくり、昼の4時くらいまで宿でずっと寝ている子たちだった。
たまに早く起きても、死んだような顔つきでレストランでまた葉っぱを吸って、
あごでインド人をこきつかって、お茶なんかを飲んでいた。
(多分親の金で来てんだろうな、いっぱしの顔してなんで葉っぱなんか吸ってんだよ。)

人それぞれのホリデーの過ごし方なんだから私がどうこういうことはない。
が、私なんかは割と夜明けとともに起きて、宿の近所の温泉で一風呂あびて、トレッキングなどをして、宿に帰ってきたころにかれらがもぞもぞ動き出す感じ。
で、夜中は大きな音で音楽をかけ、音楽がだめなら、ギターを弾き歌い狂い、
夜中の2時3時まで大騒ぎしていた。

とんでもないところへきてしまったな、
もうそういうしかなかった。せっかくの静寂の中でのトレッキングという夢は断たれた。
というか私は怒りしか沸いてこなかった。
私、会社で働いてやっと取れたホリデーなんだよ。なんでこんなのにぐっちゃぐちゃにされなくちゃいけないの??涙流して旦那に抗議して、場所を変えてもらったのに、イスラエル人がまだたくさんいた。

旦那なんかはかわいいイスラエル娘と国際交流できるから結構最初は嬉しそうだったが、
だんだん彼女達にも飽きてきたようだ。

インドの山奥、自然があって登山やトレッキングがたくさんできるポイントがあるが、
残念ながらそれだけではない。土地柄なぜかマリファナが自生しており、お金がほしいインド人はこれを旅行者に売りつけて生計を立てていたりする。
イスラエル人はなぜか、この葉っぱが大好きで、この葉っぱ+レイブパーティのためにインドへやってくる。
で、なぜか今年は大きなパーティがあって当たり年だったらしく、
インドの山はとんでもないことになっていた。

日本がよく平和すぎるとか日本人は平和ぼけしすぎていて海外では笑いものになっているとか、まあ、日本の新聞などを見ると「日本人がとにかく海外を知らず、世間を知らず」みたいな論調だが、これ日本人だけの特徴ではないような気がする。
正直、どこの国の若者も皆同じで、やっぱり同じ間違いをするのだ。

インドの人は一般的に女性の裸や女性の体がはっきり見えるという経験が余りない。
テレビや雑誌にグラビアアイドルのような肢体の女性が水着になって現れるということは最近は増えたものの、基本的にはあんまりない。
だから、露出のある服は控えた方がいいというハナシになっている。
(これはインドではなくどこも同じだけど。)
が、イスラエルの御嬢さんたちは気が狂いそうなショートパンツにキャミソール、もしくはパンツの線が丸見えのレギンスにキャミといった格好をして、パーマヘアをぶるんぶるんさせていた。
ガタイが日本人よりはかなりいいので、現地の男には狙われることはないとは思うが、田舎でひっそり暮らしているインド人に対して、その服装はないだろうと思わせる服装だった。
所構わず葉っぱをすってごみを巻き散らかして、
温泉では集団でやってきて固まって浴槽で髪を泡立てて洗って帰って行く。
正直、あまりのマナーの悪さに目を白黒させるしかなかった。

ハナシかけると人懐こく、いろいろハナシをしてくれることはしてくれるが、
他人に目をくれることはあんまりなく、
うちの旦那が一生懸命話しかけても無視する女の子たちとかいてちょっと怖かった。

あるとき山小屋で私たちが寝ていたら、イスラエル娘の大きな叫びごえがして目が覚めた。
何事かと思ったら宿の人がやってきて
「ねずみが山小屋で出たので大騒ぎしているのですよ。ごめんなさいね」と
言っていなくなった。

ねずみくらい、いるよ。そりゃインドの山奥だもん、、、
それくらいでぎゃーぎゃ騒がないでくれよな、他にお客もいるんだしさ、、、

とは思ったものの、ふっと私は自分の若いころを思い出した。

もしかしたら彼女達と似たようなことをしていたかもしれないね。
私は大学に入って山岳部に入ってキャンプとかをずっとしていたけど、最初の2年くらいは
キャンプや山登りが嫌でしょうがなかった。
参加してもすぐ「家に帰りたい」と思ってしまって、それが顔に出てしまって、周囲を心配させたりしたりして。
だったら参加するなというハナシだが、そういうハードな経験がかっこよく思えたりして参加してしまっていた。
多分彼女達も同じなんだろうな。
インド、葉っぱすってパーティ、楽しそう、で来てしまったけど、宿は汚いし、夜は寒いし、ご飯はまずくてなじめないし、と予想もつかないことがたくさんでパニックに近いかもしれないね。
だから必要以上に騒がしく振舞ったりして気を紛らせているのかもしれない。

彼女達を見てそんなことを考えてしまった。
が、場合によっては早いうちに「外は厳しい」というのを体験できているということではいいことではないかな、とも思う。
「蝶よ花よ」で育てられて、いつまでも親元のぬくいお布団にくるまっていてもダメなんだよね。

私が今いる国に留学したのは30になったときだけど、初めて親元を離れた経験だった。それまでは会社の独身寮にいたこともあったが、短期間だったし、ほとんど実家で生活をしていた。
異国の厳しさが身に染みて酒を飲んでは毎日パブで泣いていた。親元のぬくい布団やウォシュレットが懐かしかった。おいしいご飯に優しいママ、、、
一緒に泣いていた仲間が何人かいた。
そのうち1人はやっぱり異国の生活になじめなくて、いつの間にか口を利かなくなり、
下宿から出てこなくなった。
心配した私たちは彼女をカウンセラーに連れて行こうとしたが、拒否され、結局、下宿の人が「これ以上は置いておきたくないからなんとかしてくれ」と学校に苦情を出し、ご両親がわざわざ迎えに来たのを覚えている。
青白い顔をして空港へ向かった彼女を見て、誰かがぽつりと
「考えてみたら私たち、いい大人なんだよね」
と言った。
そこらへんから、私もなんだか、
しっかりしなくちゃな、と思うようになり、泣くことをやめるようになった。

それでもまだ20くらいじゃそういう気持ちにはなれないかな、
それでもだ、外へ出ることはたぶんいいことなんだよね。
そう思ったものの、私はやっぱりなんだか彼女達を好きになれなかった。

若くても無知でもいい、多少他人への思いやりを考えてはくれないか??
そう言いたかった。

でもたぶんそれって若いころの自分にいいたいことなのかもしれない。
自分が若かった頃、ってそこまで考えが及んでいなかったと思うし、
やっぱり、彼女達と同じことをしていたような気がする。

外見は若くいたいけど、
鈍感で勝手だったあの頃には戻りたくないな。
自分のことを棚に上げてそんなことを考えていたインドの山奥でありました。

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コメント(4件)

  • 有斐子様、コメントありがとうございます。10代なんてもう私わけがわかりませんね、きっと。大人になる過程でたくさん吸収、勉強できればいいですよね。ありがとうございます。

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    • 更新する

    2012/9/30 15:11

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  • 化粧水ボヘミアンさま、コメントありがとうございます。コメントみて考えてしまいました。苦労しないと思いやりはわかない、ホントにその通りなんですよね。で、老いるのもいやだけど、若い自分もやだ、その通りです。今でもコメントをふいに思い出して考えています。ありがとうございました。

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    • 更新する

    2012/9/30 15:08

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    • 返信する

  • 続き)コメントしてました。あまり苦労話を口にするのが苦手なのですが、妙に納得しましたね。真っすぐなことはいいのですが、思いやりってそこからだけでは生まれないような気がします。私も20代の自分には戻りたくありません。失っていくものも多いですが、老いを受け入れていくことが課題かも。若さって何でしょね^^

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    2012/9/28 19:14

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  • お帰りなさいませ^^青いかぼちゃさまのインドの旅を堪能させていただきました。そして昨日ぼんやり見ていたTVを、ふと思い出しました。20代の小さな入口で自分に酔っているより、外や人に揉まれ、潰されまくり、「実は自分ってなにもできないんだ、ちっさー」そこからの伸びしろ、将来への影響は違ってくると(続く

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    • 更新する

    2012/9/28 19:02

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