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いいわけ

いいわけ

おばさんが「あまりよくないもの」を
人にあげるときのいいわけはすさまじい。
けちった後ろめたさがあるというのがすぐわかる。

会社に来る、弁当やの営業おばさん(70歳くらいに見える)が
けちって割れせんべいを土産に持ってきた。
大きな四角い缶に入っているそれを、彼女は
「これね、わざと生地を割ってから焼いているおせんべいでとても珍しいんだって!!」
と何度も言って置いていった。

個包装していないので、ご自由にどうぞ、てな感じでどかんを置いていたら
やはり誰も手がでない。

結局、女性は誰も手をつけず、誰かがいつの間にか食べてくれて終わったみたい。
近くに煎餅工場があるから、おそらくそこで買ったのだろう。
1000円くらいなら懐が痛まず、適当に見栄が晴れていいと思ったのかもしれないけど
結構みっともないと内心思った。
お金を出したくないなら、あえて買わないほうがいいこともあると思う。
こちらもいちいちありがたそうにお礼を言うのも面倒だし。

もうひとつ別においしくなかったもの。
埼玉県の飯能方面に行った親戚が
「しりもち買ってきたから取りにきてー」と言ってきた。
あまり甘くなくて一度に5個も食べちゃった、とかいう。
ふーんと食べてみたら、激甘で別においしくなかった。
家族全員同じ感想だったので、「名物にうまいものなし」だな、なんて思った。
その親戚おばさんは、家に行くとなぜか
「水っぽくなっちゃったのー」と言いながら、
本当に水みたいなべちゃべちゃのカレーを出したり
「甘くなっちゃったー」と言いながら、
本当に甘すぎる牛丼みたいなものを出してくるので
あるとき思わず
「水っぽいってわかってるならごちゃごちゃ言わないでルーを足せばいいと思うの。
経費削減しているの?」と言ってしまったのである。

大体人には好みがあるので、おいしいかどうか一概には言えないにしても
まずいものはやっぱりまずいのだ。
スタンダードなものを出して、それを「好きじゃない」と言われたらそれまでだけど
適度に普通のものを出さずに言い訳をするのは、見苦しい。


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