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2012年は夏以降、私事で忙しく、＠コスメのサイトから何ヶ月も遠ざかっていたので、久しぶりの投稿です。サンクスギビングにクリスマス、あっという間に年が明けて2013年になりました。考えてみれば、かれこれもう、アメリカでの生活も５年以上になり、すっかり慣れてしまった欧米のホリデーシーズンですが、今回久しぶりに日本とニューヨークを数回行き来する機会があって、日本の素晴らしさを実感したとともに、日本にはない、ニューヨークのクリスマスの香りや雰囲気を、改めてうれしく感じることができました。 クリスマス以降のニューヨークは、厚手の帽子や革手袋が手放せないくらいの寒い日が続きます。東京では感じられない、キーンと透き通るような、湿度を微量に含んだ、アイスのようなニューヨークの寒さと、クリスマスツリーの香りはとても良く合います。
自分へのご褒美として、買い物にでかけたジョーマローンで見つけた限定ホームフレグランス、Pine & Eucalyptus。こちらの香りのテーマは、クリスマスの朝。
私が買ったのはホームキャンドル$65、その他にラグジュアリーキャンドル$425、ルームスプレー$55、ルームディフューザー$75 があります。
朝の澄んだ冷たい空気とツリーを連想させられるような、ラベンダー、サイプレス、フランキンセンスをベースにしたクリスマスツリーの香りは、ジョーマローンらしい清涼感のある、とても高貴な香りです。
毎年１２月に入ると、ニューヨークのストリートやアベニューではクリスマスツリーが売られ始めます。ツリー売りの人々はキャンピングカーでやってきて、そのまま車をツリーの横に停め、その場で毎日寝泊まりしながら商売します。販売は毎日早朝から深夜近くまで、クリスマス直前まで続きます。クリスマスの後、彼らは売れ残ったツリーの葉を、通りの街路樹の植え込みに置いて去って行きます。
１２月に入った週末や仕事帰りに人々は、近所のツリー売り場に行き、希望の大きさのツリーを自分自身で選んで買い、そのまま家に持ち帰ります。家で飾り付けをしたツリーは年明けまで家に飾られて、部屋は自然にクリスマスツリーの香りがします。
今年は日本に行ったり帰ったりで落ち着けず、ツリーは買いませんでしたが、ジョーマローンで自分へのご褒美で買った、Pine & Eucalyptusのホームキャンドルで、まるでツリーを飾っているような、クリスマスの香りを楽しむことができました。広い部屋でも香りがよく広がります。
年が明けて、捨てられているクリスマスツリーを見る時期になりましたが、私はもうしばらく、冬の夜をクリスマスの香りで楽しもうと思います。
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