
美白:(3)たくさんある美白アイテム どれを使ったらいいのでしょうか?
2013/2/17 17:51
これまでおおまかな美白のメカニズムと、
各社の製品によって効いているところが違うという
説明をしてきました。
では、これらの美白のどれを使ったらいいのでしょうか。
■美白はどれも同じ
結論から言うと、
どれを使っても同じ。
というのが、「私の」見解です。
これは、とても乱暴な言い方で、メーカーさんにしてみれば、
研究に研究を重ねてきたアイテムを、
そんなふうに言われてしまっては異論もあると思います。
あくまで、「私は」そう思うということで
ご理解いただければと思います。
全ての美白物の作用について理解していません。
自分が使っているものと、興味のあるものしか、
確認していません。
■美白効果は、見た目には現れない
そんな数種類の美白の機能、使用感から思ったことは、
美白は、表面的な視覚の効果はないのが主流なわけです。
「できてしまったメラニンを還元」する以外は・・・
ということは、「見た目の効果」はわからないわけですから、
「どれを使っても同じ」と言っていいのではないでしょうか?
■実効力を確認するには
もし、見た目でなく、実際の効果を確認したいと思ったら、
目に見えていない深部のメラニンを測定できる機械を持っているメーカーで
測定しながら確認していくという作業が必要になります。
効果を確認できるということにポイントを置くのであれば、
私が知っている中では、
SK2が深部のメラニンを測定することができます。
■自分がメインに使っているブランドの美白を使えばいい
ということで、何を使っても見た目が同じなら、
「自分が使っているブランド」のものを使えばいい。
という結論に達しました。
「どこに作用させたいか」というところから、
選ぶ方法もあると思いますが、
見える結果が同じなら、自分が使っているメーカーの美白でよいと思うのです。
美白は将来のシミに対する予防的なお手入れ。
目に見える効果が得られない。
そう考えたら、今使っているものを使うのが、
他のアイテムとの相性や、相乗効果もあり、
一番、よいのではないでしょうか。
美白は、どんなところに作用しているのか確認することが大事。
と言ったのに、結局は自分が使っているものを使えばいい。
だったら、確認する必要なんてないわけです。
なぜ確認をすることが必要なのかというと・・・
■信じて使うこと
美白物は何を使ってもいい。
ただ、ここからが一番、大事なポイントなのだと思っています。
「信じて使う」ということです。
美白物は、使っていくと、必ずと言っていいくらい、
これ、ちゃんと効いてるのかしら?
本当に白くなっているのかしら?
って思ってしまうと思うのです。
そう思ってしまったら、効果は半減すると私は思っています。
まずは、その効果を信じて使うこと。
目に見える効果は、表に現れていないけど、
これからメラニンになろうとしているところを、
押さえている。
さらに、機能を把握するのは、
具体的に、その働きをイメージしながら使うことによって、
より効果があがると思ったからです。
■筋トレの応用
私は学生時代、スポーツをしていましたが、
トレーニングは、ただただ、負荷をかけて、
回数をこなす、時間を続けるという内容でした。
ところが、ジムに通うようになった時に、
筋肉トレーニングの考え方に触れて、カルチャーショックでした。
ただ、回数をこなすのではなく、
「どこの筋肉がどう動いていて、どう働いているかを意識して下さい」
と言われたことでした。
実際に、ウェイトを上げるだけの場合と、
ここの筋肉が、だんだんプルプルしてきた・・・
効いてる効いてるって意識することで、効果って違っている気がするというを体感しました。
それを、美白物をつける時に、応用すればいいんじゃない?って思ったのでした。
見えていないけども、細胞をイメージし、それをやっつけている。
そんなことを思いながら、利用するときっと、効果も上がるはずって。
■機能を理論的に考えてみると
どのアイテムも同じだと思うのでうが、
あえて、美白のメカニズムを理論的に考えて、
どこに作用させるとよいか。
と考えた場合、押さえどころは、
「入口」と「出口」だと私は解釈しました。
紫外線浴びた時に、紫外線を作れ! と情報伝達する部分を遮断すれば、
入口で抑えることができます。
途中、いろいろな段階で作用するものがありますが、
最終的に、メラニンを排出させる作用のあるものを、
組み合わせればいいのではないかと考えたのです。
■偶然、使っていたアイテムが・・・
私は、花王を使っていたので、エスト、アルブランの美容液を使っています。
幸いなことに、この成分「カモミラET」は
メラニン生成の一番最初の段階に、アプローチするものでした。
これは、ラッキー!
生成の入口を抑えるというのは、とても意味のあることだと思います。
紫外線を浴びたなぁ・・・と思った日には、
マスクをさらに組み合わせて、より効果的にブロックしました。
■状況に応じて、マスクをかえてみる
そして、紫外線を浴びた状況によって、成分を変えてみる。
ということをしてみました。
美容液を何本をそろえるわけにもいきません。
そこで利用するのは、「マスク」です。
マスクを使って、メラニン生成の各プロセスに、
行き届かないところを補って
アプローチをすればいいと思ったのでした。
どこに作用させようかと考えた場合、
入口、出口を抑える。
■出口を抑えるアイテムには・・・
ということで、入口を抑えるアイテムは、これまで使っていたもの。
出口は、最終的なメラニンを排出する機能ではなのですが、
時々使っていたSK2の美白のマスクを利用することにしました。
こちらは、ニコチン酸アミド(=D-メラノTM(登録商標))が、
メラニンが詰まった“メラノソーム”を
表皮細胞に受け渡さないよう阻止する成分。
メラニンは表皮に移動してシミとなるのですが、
受け渡さないようにしているので、
出口付近に作用しているので、いいことにしました。
というのは実は、後付けの理由で、
美白の美容液はたまたま花王を、
マスクは、花王とSK2をよく愛用していたので、
自分の使っているアイテムを、それらしい美白の理論を組立てて、
「これで、効く!」というように、暗示効果を高めるようにしました。
■プチプラから一枚売マスクを併用
入口、出口付近をおさえつつ、
さらに、マスクにはいろいろなルートに効くものがあります。
プチプラや、高級マスク。
最近は、高級マスクもお試し用として、1枚から使えるものが
いろいろ売られています。
それらの、作用を確認しながら、
今日は、ここのルートを遮断。
来週は・・・・といった、感じで、
メラニンの生成を全方向から、せめていきます。
プチプラもいろいろ出ており、
ビタミンC誘導体が含まれているものが、
あるときから、急に増え始めました。
数少ない、できたメラニンを白くするという成分が、
以外にもプチプラに多いのです。
そのあたりの事情が、あとになってわかったのですが・・・
出来たメラニンを消すのに、ビタミンCの還元作用なら
まあ、いいか・・・と思えるので、
気休めだとは思いながら、たまに使います。
「今日は、できたシミににアプローチしてみました!」
みたいに、楽しむ感じで使ってます。
■信じることが美白に効果を与える その理由付けもできました!
これまで、他の美容アイテムに対しても、
信じて使えば効果が上がる。
これはプラシボ効果によるところが大きいので、
それをうまく活用すればいい・・・と書いてきましたが、
美白のメカニズムを知ると、次のように裏付けもできる気がしました。
疑いながら使うよりも、信じて使う。
それによって、モチベーションも上がり、
体の代謝も上がってくることが考えられます。
美白は、最終的に「メラニンが排出」されていれば、
シミにはならないわけです。
ということは、信じてモチベーションを上げれば、代謝があがる。
それによって、シミの原因となる、メラニンをどんどん排出していく。
使っている美容液がどこに効いているか、使うものによってそれぞれですが、
本来の持っている効果に加えて、
モチベーションを高く維持しながら使うことは、
最終的な排出機能が、信じることによって促進されると思ったのでした。
極論を言ってしまうと、
高いものを使わなくたって、プチプラでも、
美白効果はある!
と私は思います。
でも、高いものには、高いなりの美白効果以外の機能が備わっています。
例えば、保湿効果や浸透力など、
高いものを使うなら、せっかくお金を払うのですから、ただ使うのではなく、
高いから効いているんだろうと思って使うのではなく、
機能を把握して、その機能も頭のなかでイメージして使うと、
より、プラシボ効果も高まると思うのです(笑)
「ぐんぐん入ってるわ~」 とか、
「保湿も、一緒にしてくれてる・・・」とか。
花王で言うと、美白もラインによるいろいろなランクがあります。
それぞれに、基本の最初の情報伝達をブロックする「カモミラET」は入っているので、
美白の効果は同じです。(たぶん・・・)
でも、高いラインになると、保湿の効果があったり、
より浸透しやすいような工夫がされていたりします。
しかし、一番、安いラインでも「カモミラET」の効果は同じなんです。
だったら、自分に暗示をめいっぱいかけて、
代謝を上げて、メラニンを排出させてしまえば、
高い美容液と同じような効果が出るのではないかと思います。
ということは、プチプラでも同じことが言えると思うのです。
高いからいいわけではない。
プチプラだって、使い方では同じような効果が得られる。
でも、高いものには、高いなりの効果も備わっている。
自分のお財布の状況によって、
マインドコントロールをして、美白物をより効果的に
使うこともできるのではないかと思いました。
次は、「今のシミの状態を把握する」の予定・・・
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【コメント】
●キトキトさんがコメント'13/2/20 5:21
>korokorochanさん sk2がテーマではないですが、メラニンの診断について、記事にしました。動画をご覧いただくと、測定の内容わかりますが、皮膚科のアナライザーと比べていかがですか?
●キトキトさんがコメント'13/2/20 0:39
>mariko sさんも花王ラバーでしたか(笑)事前に調べると言っても全部を見れるわけじゃないし、結局、愛用のものを使うための理由を、こじつけでもみつけるためのような気もします。花王がいいと思うのは、懐で変えられること。安くても基本機能は押さえていること。違うラインを組み合わせてもいいこと。これもあとからのこじつけです(笑)自分にとってあっていて、信頼できるものと出会えるっていいですよね。アルブラン、予約しました。エストもおまけがついてるので、買っちゃおうかなと思ってるところ。結局、他の美容液、使えてません。アルブランの新しい美容液については、今後、記事にする予定なので、しばしお待ちを・・
●mariko.sさんがコメント'13/2/19 18:54
信じて使う、私もこれが一番大事だと思います。事前にあれこれ調べたりもしますが、信頼してる会社の商品はパッと衝動買いもあります。その会社が花王です☆この10年程(浮気もしますが…)美容液はほとんど花王です!懐事情によりモノはDSコスメだったりエストだったり。むかし花王の美白美容液を使用しているときに周囲に肌をよく誉めてもらったのがきっかけでハマりましたが、よくよく考えてみると花王を使用していると肌か″揺らがない″んです。生理前ニキビができにくい。そしてすーっとなじむ使用感も大好き。信頼が積み重なり、また良い効果を生むのかな?と思います。今はアルブランの新作の美白美容液がとっても気になります!お財布と相談中です…(*_*)
●korokorochanさんがコメント'13/2/19 15:18
はい。高いですよ。全て自費ですからね。いろいろ皮膚科めぐりもしたので、何かご質問があればいつでもどうぞ。sk2のテーマお待ちしています。
●キトキトさんがコメント'13/2/19 15:15
>korokorochanさん 美白シリースの(4)がこのテーマの予定で、SK2の診断を紹介しようと思っていました。しばしお待ちを(笑)皮膚科は美容皮膚科に行かないとなさそうですね。となると高そう・・・(笑)
●korokorochanさんがコメント'13/2/19 15:13
sk2にもあるのですか。私は受けたことが無いのでわかりませんが、一度カウンターに行ってみようかな。私が受けたのは一般の皮膚科と美容皮膚科が併設されているところです。費用は自費で3000円でした。
●キトキトさんがコメント'13/2/19 15:09
>korokorochanさん 皮膚科のスキンアナライザー、ちょっと興味があります。その測定だけってお願いできるのかしら?なんとなくSK2の肌診断機に似てる気がします。深部のシミを把握しておくことは、大事かなと思います。SK2もここまま放置すると・・って将来の映像がでます(笑)
●キトキトさんがコメント'13/2/19 15:05
>cocoa330さん 最終的には好みや感覚で決める。これ、化粧品だけじゃなく、私の場合いろんなことに興味を持って調べた結果、最後は「いろいろあるわよね。好きなもの選べばいいってことなのよ」ここにたどり着くというのは、経験的にわかってるんです(笑)それでも知りたくなっちゃう。これは性格的なものでしょうがないんです(笑)そして、結果を求めているわけではなく、過程を楽しんでいるんだってことが最近、見えてきた気がします。美白については、実は白くなりたいと思っているわけじゃないから、効果よりも安全と思える方法に傾くみたいです。
●korokorochanさんがコメント'13/2/19 10:07
皮膚科ではスキンアナライザーという現在の肌の内部の状態を撮影するものがありますよ。シミ・しわなど現在の状態を撮影し、将来できるシミやしわの位置まで予測できます。しかも、シミ・しわのレベルを年齢で表示されるのでなかなか怖いですよ。
●cocoa330さんがコメント'13/2/18 19:19
そうそう、結局感覚で決めるしかないので美容に関してはこういう理論ってあんまり考えなくなっちゃうんです(^_^;)だからたまにキトキトさんの考えを見ると面白いです。感覚でいうと薬とかって副作用が大きくてちょっと危ないイメージのものほど効果も大きいイメージなので、美白も副作用があって合わない人もいるものの方が効きそう、逆に乾燥など肌荒れした人がいない成分とか本当に効いてるの?って思っちゃいます。ハイドロキノン怖いから避けよう!というのとは真逆の感覚かもしれませんね(笑)
●キトキトさんがコメント'13/2/18 1:35
>とだいさん そのようにおっしゃっていただけるのが一番うれしいです。結局、正しい答えってないんだと思うんです。でも、いろいろ仕組みみたいなものを知って、その上で一番、自分に合っていそうな方法、抵抗を感じることなく、好きだと思えて心地がいい方法を選んで続けることが効果につながるのかなと。
●キトキトさんがコメント'13/2/18 1:29
>cocoa330さん ケミカルピーリングも、感覚的に避けてしまうものの一つです。理想的な代謝を整えれば、無理に引き剥がすことはないでしょって保守的なので角質ケアも・・・なもので、自分が利用しようと思わないものは、それ以上は調べないのよくわからないです(笑)浸透については、この記事が参考になるかとシミに効かせる?肌色を明るく?2013年美白前線加藤智一さんhttp://beautist cosme net/article/429997そして上流で抑えるアルブランは、浸透力を増しましたhttp://www kao com/jp/corp_news/2013/20130117_001 html
●キトキトさんがコメント'13/2/18 1:16
>RUKIAさん ハイドロキノンの名称が、ハイターを連想し漂白をイメージさせます。ハイドロって何? ヒドロキシ=OH基ってわかってもやっぱり、敬遠しちゃうんです。もうこれは理屈でなく感覚なんです。直感って意外に的を得たりしたので(笑)
●とだいさんがコメント'13/2/17 21:55
この連載(シリーズ?)、提案しっぺなのもあって、非常に面白く読ませていただいています。読んでいるにしたがって、何かが見えてきた気がします。自分なりの何かが・・・。
●cocoa330さんがコメント'13/2/17 20:38
ケミカルピーリングって紫外線の影響を受けやすくなりますが、角質ケアを謳っている化粧水はどうなんだろうな、と思ってます。美白系の成分、わたしも流れの上流で押さえるのが効きそうな気がするので選ぶなら入口かな、と思いました。でも成分が健康な肌のバリア機能を通過するかどうかには半信半疑かもしれません^^;
●RUKIAさんがコメント'13/2/17 20:16
個人的に危惧しているのが、美白アイテムを漂白剤と勘違いされている方が多いところなんです。肌の色は、遺伝が絡む部分で、くすみやシミを排出することによって肌のトーンを底上げするのが美白なのですが、地肌が白く変色すると勘違いさせるような触れ込みをしている記事や製品をみたことがあるので。理屈って重要ですね!
●キトキトさんがコメント'13/2/17 20:07
>RUKIAさん 美白に何を求めて、どんな効果を利用して美白をするか。それを判断するためにも、メカニズムを知ることが大事だと思います。たいていはそれを知らずに使っている気がします。私は、メカニズムを知って、最強なのは還元作用、でも、感覚的に恐いと感じてしまってこれは避けようって。次はターンオーバーによる排出。これは美白でなく、角質ケア、ピーリングでも代用できます。ところが、角質ケア否定メーカを利用していると、実際にジェルピーリング、角質ケアをすると肌データが悪くなってしまうことも手伝って、このあたりも抵抗感が。だったら、物理的、化学的なメラニン排除ではなく、精神的な代謝アップによる排除をすればいいと考えました(笑) 美白の選ぶ方法は、それぞれの肌と心理的に受け入れられる方法で行えばいいのかなと思っています。
●RUKIAさんがコメント'13/2/17 19:29
美白アイテムは、年齢依存(ターンオーバーのサイクル)で選ぶものだと思っています。年齢肌ほど還元作用を重視するのが良いかと。僕は、美白アイテムが滲みる肌質で色白なので、低刺激でメラミン還元作用のある美白アイテムが欲しいですね。一定周期でピーリングをすることも大事だと思います。
●キトキトさんがコメント'13/2/17 18:53
>花と蝶さん 信じて使う、これ美容品全般に言えますよね。ソフィーナカウンターで5つ☆。いい状態ですね。メラニンも、メーカーによって、結構、出方が違うんです。同じ花王でも、結構、変動がある気がしてます。でも、いいときは、うまくいってるんだって、思うことにしてます。ソフィーナ、☆表示なんですか?
●花と蝶さんがコメント'13/2/17 18:10
これ、私もそう思います!信じて使ってあげないと効果出ない気が。あ、前記事になってまうけど私ターンオーバーがうまくできない肌やけどメラニンはソフィーナカウンターで5つ☆。紫外線にあたらないから?かなー?
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【参考】
○美白:(1)美白への道は、美白のメカニズムを知ることから
○美白:(2)美白をしても効果を感じない それは当たり前のこと?
○美白:(3)たくさんある美白アイテム どれを使ったらいいのでしょうか? ←ここ
○美白:(4)今のシミ状態を把握する
○美白:(5)なぜ美白をするの?
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