グリコサミノグリカンとは細胞外マトリックスを構成する多糖類のくくりで、関節や眼球、皮膚などに多く存在しています。
ヒアルロン酸やコンドロイチン、ヘパリン、など、ひとつひとつを言われればわかる方も多いでしょうね。
そしてこちらの会社は、あの某大手化粧品会社も株主だったりするんですわ。ほほうー。
今回は糖質科学研究所のオリゴヴィータ リバースセラムをクチコミです。

創薬研究に裏打ちされたスキンケア、使うのを大変楽しみにしておりました。
今日は、リバースセラムに配合の新素材 HA4(ヒアルロン酸4糖)について少し掘り下げてみたいと思います。
*体内でいちばん小さなヒアルロン酸*
ヒアルロン酸は、分子の大きさによって私たちの体での働きが変わる面白い物質です。
つまり用途によって適した分子量のヒアルロン酸を選択しなければ、意味がないとも言えるでしょう。
化粧品にも多く使われるヒアルロン酸ですが、通常の高分子ヒアルロン酸は肌に浸透する大きさでないため、保湿膜の域を出ませんでした。
超低分子ヒアルロン酸 HA4は、一般的なヒアルロン酸の分子量の約100,000分の1で、その大きさは2ナノ。
体内にこれより小さいヒアルロン酸は見つかっていないそうです。
細胞と細胞の隙間が40~60ナノですから、楽々とお肌に浸透する大きさです。
でも、ただ小さいから良い訳ではありません。
先ほど書いたように、ヒアルロン酸はその分子量によって生理活性が変化します。
HA4は、ヒートショックプロテイン(Hsp72)の発現を増強しストレスから細胞を防御、アポトーシスを抑制する働きが明らかになっています。
(アポトーシスとは、傷ついた細胞の自殺化です。)
またHA4には、肌細胞のヒアルロン酸生産を促進する効果もあります。
HA4を塗布するだけで、ヒアルロン酸増加量は50%もアップするそうです。
上記の働きによって肌の老化を防ぎ、潤いとハリを保つ事が期待できます。
HA4が配合された化粧品は、いまのところオリゴヴィータだけ。
リバースセラムにはこのHA4の他、SHAp(ナノハイドロキシアパタイト)を配合。
SHApは線維芽細胞に働きかけ、I型コラーゲンの生成を促進します。
お肌の生まれかわりを助け、自ら潤う力を呼び戻してくれる美容液です。
*使ってみた*

少し白濁していてぬるっとした手触りですが、肌馴染みは良いですね。
ベタベタの嫌いな方も大丈夫かと思います。
潤いは上々、私には1回にパウチの半分でOKでした。
肌の薄い部分の乾燥に効果アリ。
ハリにも即効性あります、もう少し使ってみたい・・・。
さらりとした美容液ですがコレステロールも配合されていますので、ニキビは避けて使った方が良さそうです。
乾燥肌、エイジング肌にオススメです。