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人生の一大イベントというだけあって、挨拶回りとか準備とか、予想以上にやることが多くて「はい、もうおわりー！」って投げ出したくなっちゃいそうな時もあります笑。
特に彼とは遠距離でなかなか話し合いが進まないし、式場も彼の実家の方(九州)だからプランナーさんとの打ち合わせの度に飛行機移動。お金も時間もかかります。
親族だけのこぢんまりとした温かい結婚式を予定しているのに、こちら側の親族の中でも父方と母方で人数比やパワーバランスを考えてゲストを呼ばなきゃいけないし、純粋に呼びたい人を呼べないのが悲しい。
結婚式の主役は花嫁なんてはなから嘘だと思っていましたが、やっぱり嘘ばっかりと思い知らされる今日この頃。
そんなこんなで近頃ブルーな気分が続いていました。
でも先日彼が久々に東京に帰ってきた時に、丁度注文してた結婚指輪を一緒に取りに行くことにしたんです。
デパートのジュエリー売り場はクリスマスが近いこともあって、カップルで大混雑。そのため受け取りだけなのに結構待たされました。
実はデパートに向かう最中に彼と口喧嘩して気分は最悪だったのですが、ここまできて引き返すわけにもいかずじっと黙ったまま二人で待っていました。
でも待っている間まわりを見ると、どのカップルもとても幸せそうな顔をしていて、それがなんだか微笑ましく、温かい気持ちになれました。彼もそう感じたのか、しばらくしたら自然と二人でまたぽつりぽつりと会話をはじめました。
ようやく順番がまわってきて指輪を見せてもらった時、自分でも気付かなかったけど、自然と笑みがこぼれていたようです。
キラキラした二つの指輪が仲良く並んでいるのを見ると、なんとも言えない感情が込み上げてきました。
帰り道、彼と手を繋ぎながら歩いていると、おもむろに彼の方から「さっきはごめん」と謝られました。あと結婚式の準備を私に任せっきりなことについても、申し訳なく思ってくれていたようです。
彼は仕事が忙しいからもともと準備にあまり付き合えないのは分かっていたし、そんな中でも早く結婚したいと言い張ったのは私自身なので仕方のないことだと割りきっていました。でもそう思ってくれていたことが、少しだけ嬉しかったです。続けて彼はこう言いました。
「こんなに焦って早く結婚しなくてもいいんじゃないかって、ずっと心のどっかで思ってたけど、さっき指輪を見て幸せそうな顔をしている君を見たら、やっぱり結婚しようって決めて良かったと思ったよ」と。
自暴自棄になりかけたり、嫌になったりしたけど、彼の想いを受け止めて、改めて「結婚」ということがとても幸せなことなんだと思えました。
まだまだやることはいっぱいだし、部屋中は投げ出したもので散らかり放題。
でも本番までの残り数ヶ月、ちゃんと幸せを噛み締められるような結婚式ができるように、精一杯頑張っていこうと思いました。
わんぱく小学生＆おてんば園児のママ
imozouさん
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きうぃ*さん
しょひーさん
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