こんにちは。
外資系コスメの並行輸入モノと正規輸入品の品質について、参考までにコメントさせて頂きます。

外資系コスメの場合様々な生産国・製造工場のパターンがありますので、結論から先に言いますと判断は難しいですし、ご質問にある様なケースはあり得ない事ではないですね。

本来は、法律的に言うと同じ商品であれば生産国は統一されているべきなのであり得ない事なのですが、工場運営上様々な抜け道があって、我々でも判断に悩むケースが多くなっています。

まず、現在は「生産国表示」が義務付けられていますので、生産国を見て同じかどうか判断するのが第一の確かな方法です。

ただそうすると生産国が同じであれば同じところで作っているかというと、実はそれも確定ではありません。
「生産」という言葉は必ずしも中身だけに留まりませんので、"中身は別の国で作って他の国へ輸出し、容器への充填や箱詰めだけを表示国で行っているといったケースも往々にしてあります。
これは並行輸入であろうが正規品であろうが関係なく行われていますので、一般の方では判断できないところですね。
ただ並行輸入モノの方が確立が高いという事は言えます。

それともう一点大切なのは、日本と欧米の品質に対する根本的な考え方の違いです。
欧米は化粧品に対しては効果を重視しますので、あまり中身の状態や使用感などの品質に対してシビアではありません。
例えばクリームなどは「分離していれば混ぜて使えばいい」といった感覚が通常ですので、外資系ブランドを購入する際にはこうした事も頭に置いておくのが良いかもしれません。

最後になりましたが、ＭＦのＳＫ－Ⅱに関しては日本向けの処方ですので、こういった事はないと思って間違いありません。

ユーザーの事を考えた表示に改善が望まれるところですね。