油焼けって何ですか?

*さまー*

*さまー* さん

最近、油焼けという言葉を耳にしました。

気になって自分なりにネットなどで調べてみたところ、
「油焼けとは、日焼けとは別物で、化粧品をはじめとする油分がついた肌に太陽光線が当たって起こる現象」
という解釈が多いのですが、様々な情報があって、一体どういった考え方に妥当性があるのか、よくわかりません。

石油・鉱物油との関係を指摘している解説もありました。(ちなみに私は、石油が肌に悪い、という考えは持っておりません。)

何かご存知の方いらっしゃいましたら、教えて下さい。よろしくお願いいたします。

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2010/1/25 20:42

こんばんは。
油焼けとは何なのか、簡単に書かせて頂きます。

油焼けとは、皮膚に付いた油が太陽光の紫外線を受ける事で酸化され、その影響で皮膚がくすんだように色素沈着を起す事を指します。
昔はワセリンやミネラルオイルなどの鉱物油がこうした弊害を引き起こすと言われ、今もその頃の問題が語り継がれて鉱物油への誤解を生んでいます。

ではその頃の石油由来の鉱物油はなぜ問題となったかというと、昔は石油の精製技術がまだ未熟だったため、不純物として残留している低分子の成分が酸化現象を起していたためです。
この頃のワセリンは、黄色い色をしていたのがこれを表わしています。
今は限りなく100%に近い精製方法が確立されたために、この問題は解決しています。
つまり、ミネラルオイルなどの鉱物油そのものが油焼けを引き起こしているのではないという訳です。

ただ、そうするとこの問題は今は全て解決しているかというと、実は必ずしもそうとは言えません。
既に、ミネラルオイルだけでなく合成と呼ばれる油はこうして精製技術の進化により問題は解決していますが、昨今はアロマや手作りの流行から、植物油をショップから個人で購入して使われるケースが増えました。
この天然の油脂には様々な成分の油が含まれていますので、種類によっては非常に酸化されやすい成分を含有している油脂があります。
例えば月見草油などもその一つです。
化粧品メーカーが製剤化の際に酸化防止剤などを配合するのは、そのためです。
こうした知識がないままに、酸化されやすい油脂をそのままデイケアとしてお顔に使われているとしたら、昔の問題以上に怖い事と言えます。
実はここにも油焼けの問題が潜んでいるという事なんですね。

以上、参考にして頂ければ幸いです。

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