しみの種類
「しみ」と一口に言っても、種類によって治療法が違います。

【肝斑】
肝斑は主に30代～40代で出現します。
頬骨のあたりや口の周りに、左右対称に出現します。
トラネキサム酸の内服＆美白化粧品で治療します。
レーザーは肝斑が濃くなってしまうのでNGです。

【色素斑】
日焼け等が原因。
出現初期ならば美白化粧品が有効ですが、定着してしまったものはレーザー治療が確実な対処法です。

【そばかす】
美白化粧品もある程度の効果が見込めますが、遺伝の場合はあまり薄くなりません。
レーザー治療しても再発する可能性があります。

【色素沈着】
ニキビ痕や傷痕が原因。
美白化粧品が有効です。


しみの中で最も多いのが色素斑ですが、質問主様のご年齢からすると
肝斑の可能性もあるかと思います。

また、色素斑・肝斑のミックス型の場合もあります。
ミックス型では、まず肝斑の治療をしてから色素斑の治療をすることになります。
（肝斑にレーザーはNGのため）

まずは皮膚科で相談し、しみの種類を見分けたうえで適切な治療を受けられることをオススメします。

また、いずれのしみの場合でも、紫外線は大敵です。
悪化しないよう、UVケアを徹底しましょう。

ご参考になれば幸いです。