学生時代のバイト先の先輩を見て
学生時代、とても大きな中華料理店でバイトをしていました。
そこは県内でも有数の大型高級料理店で、宴会が頻繁にあり、バイトの子たちが宴会担当になるのですが、その中でとても美人な先輩がいたんです。

たまたまその先輩と同じ宴会担当になったとき、先輩は酔っぱらったおじさんたちに「ねえちゃん別嬪さんやなー！」とすごく褒められていたのですが、先輩の反応は

「ありがとうございます！」

と大きな声でお礼を言って、満面の笑みでお返ししていました。

私はそれまで、美人だとかかわいいとか言われたら、謙遜したりするのが当たり前だと思っていたし、自分が言われたりすると、質問者さんと同じで「ホントかな？」と思ってどぎまぎしてうまく返事ができなかったりしたんです。

でも、先輩の満面の笑顔での「ありがとうございます！」という反応を見て、ものすごーく「すてき！」だと感動しました。
あとから先輩に聞くと「だって褒めてくれてるんだから素直にお礼言ったほうが言ったほうも言われたほうも気持ちいいでしょ？」とこれまた笑顔で返してくれました。


それ以来自分のことを褒めてもらった時は、自分でも最高レベルの笑顔で「ありがとうございます」と感謝するようにしています。

やっぱりいくつになっても「素直さ」って大事だと思うし、その素直さに「感謝」がついてくれば、魅力もアップするってもんです。

先輩は機嫌が悪いといじわるもするし、けっこうバイト先のボスっぽい人だったのですが、いまでもあの「ありがとうございます！」と言ったときのキラキラの笑顔は忘れられません。

最初はちょっとドキドキするかもしれませんが、これからもきれいになって「美人ですね」「きれいですね」と言われたら「ありがとうございます！」とお返ししてみてください。
笑顔はどんな美容法にも勝る「美人」ですからね！