BBと下地の違い
化粧下地とは、ファンデーションを肌に密着させて、化粧持ちをよくすることが、だいたいの役目です。
肌表面の毛穴やキメを目立たなくし、なめらかにととのえることで、ファンデーションの肌へのフィット力を高めることですが1番の役目です。
あとは、化粧前のスキンケア(洗顔、化粧水、乳液)後に、乾燥してくる肌の保湿も兼ねているものもあります。

ＢＢクリームのＢＢは、Blemish Balmの頭文字をとったものです。Blemish（(欠点、傷)を補うBalm（バーム、香油）という意味になります。

ＢＢクリームの起源は、ピーリング等の皮膚科手術などで炎症を起こした肌を消炎、保護するために使用されていたクリームで、韓国では皮膚科やエステなどでは高価な扱いを受けていたものです。それが韓国の有名コスメブランドからＢＢクリームの普及版が発売されたため、またたく間に一般化していった化粧品で、肌を再生、保湿効果、肌の保護を主な効能としてあげることができます。こちらは、保湿、日焼け止め効果のほかに、下地、コンシーラー、ファンデーションの効果も含んでいます。

どちらもその商品によって、また使用量によってベタつき具合などが違うのでどちらもお粉を上からはたく方が多いと思います。下地でもさらっとした仕上がりで上からお粉をはたかなくてもいいさわり心地のものもあれば、BBでも上からお粉をはたかないとベタつきが気になる仕上がりのものもあります。

またBBでも種類によっては化粧水の後、乳液等で油分を補った後使ったほうがいいものもあります。

決定的な違いは、BBにはすでに下地～ファンデーションまでの効果が含まれているということです。それに対し下地はせいぜい肌色コントロール、整肌効果までで、ファンデーション効果は含まれていません。

ご参考になれば、嬉しいです。