前回反響がよくて泣いて喜んでいる管理人に代わってセクシー大下がお送りするぜい！ネタ、感想もバッチ来いだぜベイビー！
（珍しく定時出勤のタカとユージ。今日はなぜか皆マスクをしているのにタカが気が付き）
「ねえ新種のフアッション？それ」
「なわけないじゃん、バカ？」
（薫にすっかりバカにされるタカ）
「港署はいつからこんな病弱になっちゃったのかねえ」
（ユージが独り言ちると、トオルが新聞に目を通しながら言う）
「嫌だなあ、先輩方。今新型ウイルス流行ってるの知りません？」
「なんなんだよ、それ」
「コロナウイルス」
（ユージがトオルのそばに近寄ると新聞の中に挟んでいたエロ本を抜き取る）
「バーカ、こんなもん読みながら言ってたって説得力ねえんだよ」
「鷹山、大下」
（課長が二人を呼んだ）
「聞いての通りだ。今、わけのわからんウイルスがはやっとる。お前たちもマスク着用だ。いいな、これは課長命令だ」
（そう言って課長が出したのは、サンリオのキャラクターが書かれているマスク二人分だ）
「うわー、サブイボサブイボ！！！！」
（ユージがどこかへ逃げだす）
「おいユージ！・・・てか課長の趣味・・・・」
「何か言ったか鷹山」
「あ、いえ」
（まさかマスクの趣味が、なんていえないよ、タカ。しばらくしてユージが戻ってきた。ペットボトルで全身装備している）
「ユージ・・・、」
（歩きにくそうだ。現になんだかいつもの歩き方じない）
「行くぞ、タカ！」
「マスク工場か」
「そゆこと！」
「鷹山大下！！しばらくまた減給処分だからな！」
（ユージのレパードで郊外のマスク工場に着いた。でも稼働しているかどうかわからない。二人は裏口から入る）
「あった！」
「こっちもよ」
（ふたりはマスクの山をアタッシュケースに詰める。と、そこへ中国人の密売業者が入ってきた。何かわめきだした）
「なんつってんの、タカ」
「マスク寄越せって」
「何言っちゃってんの。日本人だってマスク足りないご時世なのに」
（二人がスーツのポケットから銃をちらつかせると、中国人は逃げ出した）
「ちょろいもんよ」
「でも、これどこで・・・？」
「人の多いとこが一番じゃないの」
「そうねそうね」
（レパードで山下公園に行くとさっそく人だかりができていた）
「はいはいはい、押さないでー」
「コロナは外～、福は内～」
「ユージ、豆まきかよ」
「いいじゃない、マスクまき！」
「まあ、な・・・」
（後日。二人は課長に絞られていた）
「大馬鹿者！！！全く、お前たちは・・・」
「いいじゃないですか、課長。コロナは収まりそうだし、マスクも需要と供給おっつきそうだし」
「めでたしめでたし！」