岩手県の被災者です。
お心づかいありがとうございます。皆様のお言葉、涙が出ました。とても嬉しいです！

私の地区は家も残っているので軽い方です。そこで、私の地区から沿岸に届けてほしいと言われたものを載せますね。

衣類、生理用品、エアクッション、サラシ、ビニール袋、ラップ、爪切り、子ども用の靴、物干ロープ、お産用品、カイロ、タオル、手ぬぐい、石鹸、座布団、シーツ、タオルケット、レジャーシート、ブルーシート、ハブラシ、歯磨き粉、マスク、ペットシーツ、紙おむつ、発電機、缶切り、塗り薬（ヴァセリンや軟膏など）、鎮痛剤（ルナやイブなど）

コートなど直接肌に触れないもの以外は新品のものがいいでしょうね。水がないと使えないものもありますが…。kkkandyoshiさんが仰っていたボディ用のふき取りシート、私も使っていました。他にも子ども用におもちゃなどが欲しいと言われました。

正直化粧は二の次でした。シートで顔を拭ければまだ良い方なので、メイク用品はもう少し経ってからの方が良いと思います。

水やガスがない地域にはカップラーメンを送っても食べられないので、加工が必要ないカロリーメイトなどの日持ちする食品がいいと思います。お年寄りなど硬いものが食べられない方はウイダーインゼリーなど。後は飲料水ですね。

また、物資を支援するだけでなく、募金活動などをして頂けると助かります。それと買占めはしないで頂けると嬉しいです。風評被害ももう起きているので、なるべく野菜などを買ってあげて下さい。後は、今回の災害で、地域に関係なく一人暮らしのお年寄りや障害をもっている方々は情報が入りにくく、とても不安に感じていると思います。なので、声をかけて下さると助かります。

もし被災していないのであれば、外食したり経済を回して下さると嬉しいです。

後は、いざボランティアに来ても、かえって邪魔になる方もいたようです。怒鳴りこんでくる方もいました。なので、ボランティアにいらっしゃる方は、携行缶を持っていき現地でガソリンを補充しなくても大丈夫にしておく、自分の食料をあらかじめ確保しておく等して頂けると助かります。個人では中々難しいですが…。

皆さまのお声、とても有り難く思います。私の地区はガソリンもなく仕事にも行けず、人が少ない田舎のため近くにスーパーもありません。

でも、食べ物がない中農業を営んでいる方から野菜を頂いたり、お菓子を頂いたりと、ご近所さんに助けられました。こういう時に人の有難み、普通に生活できることの有難みを感じました。今まで募金をしていても、他人事のように感じていたのだと改めて反省しています。

大切な人たちの安否も分からず、不幸もありました。それでも「私たちが生きているのだから頑張ろう。」とお互いに励まし合っています。

これは沿岸の方の受け売りなのですが、「不安になるのも凄く分かるが、それにとらわれず希望を捨てないことが、復興につながる」その通りだと思います。希望も持つことも支援でしょう。

頑張って、再興しましょう！