ダンデイでセクシーな大人の世界へようこそ。案内人のたかゆじです。
6回目ですよ！！ありがとうございます！恭兵もひろしも大好きです！ってかQVC見ながら塗り絵してたらネタの神様が降臨しました（爆）
「緊急事態宣言？カンケーないね」
「いえにいろなんて、そっちがびょーきになるぜ」
では大人の男の世界をお楽しみくださいませ！
「ったく…家にいろなんか、無理だっつーの！」
（読んだ新聞をくしゃくしゃにする恭サマ。一方の舘ひろしは・・・）
「何カリカリしてんの、健康によくないよ」
（エプロン姿でお料理中！玉子焼きに恭サマが好きそうな中華にピザ、パスタ、アヒージョ・・・・アイスクリームまで！）
「だって！！緊急事態宣言とかばかなこといっちゃってさあ！！」
（むくれる恭サマ）
「わかったわかった。だって、恭サマ、ほら」
（ひろしが指さしたのは壁に貼られたカレンダーだ。今日の日付けの欄からはみ出ているくらい大きな赤い丸で、花見！！と書かれてある）
「・・・だって・・・行きたかったんだもん」
「俺も恭サマと同感だから」
（俺がむくれるとこいつはいっつもこういう言い方をする。いっつも、だ）
「飯、桜の木の下で食おう」
「・・・うん」
「女も呼んじゃって、さ」
「・・・トオルに回した女はやーよ」
「へいへい」
「こんな天気いいのに部屋こもってばっかじゃ気が狂うぜ」
「まったくな」
（煙草を咥える恭サマ。ひろしがマッチで火をつける。煙草を味わいながら、紫煙をすうーっと吐き出す。どこで仕入れてきたのか籠バッグにお弁当を詰める舘ひろし）
「今日は特別、夕方まで宴会だな」
「そうね」
（そう言って外に飛び出した二人）
「なんか日本じゃないみたいね」
「ほんとにな・・・でも貸し切りってことでいいんじゃない」
「そーゆーことでいいんじゃない？」
（歩いて15分ほどの桜並木がきれいな公園に着いた。ひろしがシートを敷いて花見の準備に取り掛かっている。恭サマは桜に見とれている）
「きれーだね、桜」
「だな」
「やりたいこと、やりたいって思ったうちにやっとかないと損よ」
「まあ・・・な」
（恭サマがお弁当のおかずに手を伸ばす）
「ふーん。美味しい」
「でしょ？」
「でも、もうちょっと甘味があってもいい。この玉子焼き」
「・・・、文句ばっかつけやがって」
「だって素直に美味しいとかいうの、癪なんだもん」
「いい性格してるわ」
「・・・ついてる」
（恭サマの口の端に手を伸ばすひろし）
「どこ？」
（ひろしの長くて筋肉質な指がそっと触れる）
「・・・うそだよ」
「は！？」
（ごめんなさ・・・（爆）なにこのおっさんたちーーー）
「あ、ねえちょっと、お福の時間よ」
（口元を紙ナプキンで拭きながら恭サマが言う）
「「緊急事態宣言。どう過ごしてますか」」
「遅すぎな、対応が」
「ほんとね」