私は他人には言えない心の病気と闘って10代と20代を過ごしました。結果、20代の後半で病気に打ち勝つことができ、一般の人の経験する10代と20代とは違うかもしれませんがそれを誇りに思っています。

私には軽い発達障害があり、自分の人生は一般の人と比べるとかなり違ったものです。当然普段の生活も仕事も対人関係も普通の人とは異なります。他人から「うまく」生きたと思われる期間は私の人生に今までも、これからもないでしょう。でもそれでいいのです。私は「うまく」より「一生懸命」生きることを選びました。発達障害も病気も私の個性の一部です。

人間は日々変化します。周りの環境も然りです。昔のようにはいかないは当たり前です。昔はうまくいっていたことが今うまくいかなくなることもあるし、昔うまくいかなかったことが今うまくいくこともあります。視野が広がると以前は見えなかったものが見えるので、自分が成長している限り以前と同じはあり得ません。

インターネットに書かれていることは根拠のないことがとても多いです。注目されることが目的なので、事実無根なものがほとんどです。きちんとした事実に基づいたものであれば最後に参考文献の名前が書かれていることでしょう。

10代も20代も30代も40代も、そして歳をとしをとって70代も80代も90代も....私の人生はうまく生きる人生ではないでしょう。でも誇るべき人生です。他人から見て幸せに見えるかどうかを気にする余裕には私にはありません。自分にとって幸せかどうかです。自分が幸せでないと感じたら幸せになるために何かをすればいいのです。

という訳で、私はいつも幸せです。「過去」を振り返るのではなく「今」を一生懸命生きているから。