気持ちは解りますよ。
セクシーさを演出したい気持ち。

残念ながら、セクシーな香り（と一般的に言われているモノ)を纏っても、セクシーな印象にならないんですよ。特に10代だと、「お母さんの香水、借りたの？」「無理して背伸び中」…等々、単純にミスマッチになってしまう。

随分前に、シャネルの大姉さん（ベテラン美容部員さん)が言っていましたよ。
「シャネルにはいろいろな香りがあるけれど、男性は皆ココ・マドモワゼルが好き！！！」。セクシーな香りと称されているココや王道の5番ではなく、思いの外使い易いココ・マドモワゼルの方が男性にとってはセクシーな香りなんだそうです。
その時わたくしが思ったのは、「お色気ムンムン（昭和過ぎてゴメン)」よりも、纏う人の良さを演出するスペースのある香りの方が、より一層セクシーな瞬間を生み出すのだろうなぁ…という香水の魔力でした。

そんな訳で、若い健康的なセクシーさの演出なら、マーク・ジェイコブスのデイジーとか、シャネルのガブリエル（またはココ・マドモワゼル)、ディオールのジャドール辺りが良いかな。

良い香りが見つかると良いですね。