ネイル
キューティクルのお手入れをすると、カラーも塗りやすくなります。

指が入る何かの容器にぬるま湯を入れ、指先を2～3分付けて甘皮を柔らかくします。

お風呂上がりでも良いです。

ネイル用品のオレンジウッドスティック（オレンジの木で出来た棒状のもの）にコットンを薄く巻きつけて、それを使って甘皮を押し上げていきます。

キューティクルリムーバーがあれば、それを使った方が良いです。

次に、水で湿らせたガーゼを親指に覆い被せるように持ち、円を描くような感じで甘皮を押し上げて、甘皮の下にある薄皮を擦って取り除きます。

ささくれなどがある場合は、キューティクルニッパーで取り除いてあげると良いです。

キューティクルニッパーを使う場合は、回りの皮膚を傷付けないように注意してください。

爪に油分が残っているとベースコートも上手く乗らないので、石鹸で手を洗って乾かすか、消毒用エタノールをコットンに付けて、爪表面を拭き取ってから塗ります。または、プレプライマーと言う、油分除去剤を使用します。コットンを巻きつけたオレンジウッドスティックに、リムーバーを付けて油分を取り除く事も出来ます。

爪の裏側もきちんと油分を取り除きます。


モチを良くするためには、ベースコートは爪先にも手を裏返して塗ります。

カラーも爪先に塗っておく事で剥げ難くなります。

カラーはタイプに寄って塗り方が異なります。

普通のマットやパールは爪の真ん中から塗り、左、右、と両サイドを塗ります。

ボトルの縁でブラシを扇形にし、爪先まで一気に塗ります。

もたもたしていると、ムラになったりラインが歪むので、カラーリングはとにかく、一気にです。

はみ出し部分は、コットンを巻いたオレンジウッドスティックにリムーバーを付けて、それで取り除きます。

薄いシアー系は、カラーがサイドに溜まるのを防ぐ為に、サイドから塗ります。

三度塗りすれば、その色本来の色が出ます。

少しずつ塗り重ねていきましょう。

一度に塗る量が多いと、上手く塗れないので、ボトルの口でブラシをよくしごいて量を調整して下さい。


どのタイプのカラーでも、ムラになってしまった場合は、全体にラメ入りのポリッシュを重ねたり、ストーンやシールなどで、ごまかしてあげると良いです。

シールを使う時は、完全に乾いてからシールを貼ってください。

乾いていないで貼ってしまうと、シールが浮いてしまいます。


トップコートは、爪先までしっかり塗ってください。

爪先が剥げるのを防いでくれます。

爪先が剥げて来てしまったら、爪先にシルバーやゴールドのラメ入りポリッシュを塗ってあげても良いかと思います。


長くなりましたが、少しでもご参考になれば幸いです。