人気の理由は様々だとは思いますが、おそらく
ベーシックな色味や個性的なスタイルをいつもわかり易く、しかし大きな変化を加えない使いやすい手順のパレット区切りのままで、
テーマに沿った新作を発売されておられるからだと思います。

アイシャドウとは口紅ぐらいＴＰＯを選ぶもので、
ご自身のライフスタイルにいつでも投入出来るパレットが結局一番出番が多いナンバーワンアイシャドウになるものだと思います。

ルナソルのパレットでは、使う人のＴＰＯに沿って様々なカラーラインナップが揃っています。

私は粉質については他ブランドの同等なお値段のアイシャドウに並べてみるとそこまで凄いとは感じなかったです。
しかし、
使ってみたことの無い色を合うように上手に組み合わせて集めてパレットとして発売して下さるのがとても便利で使い易いのだという印象を受けました。

一見、他に無い色同士を組み合わせたパレットなのに、
テクニックをさほど要求しなくとも普段には見られない「変化」を誰もがご自分の瞼の上で一度は感じられるブランドさんであると感じました。

無難が全てという方にも、とにかく常に持っていない系統のマニアックなお色が欲しいという方にもある程度両者に同時に対応している唯一のドメブラデパコスさんだと。

ですので私個人的には、
買った色によっては「このカラーはこの価格はしないな」と感じたり、逆に「この４色を組み合わせてパレットにして下さっているのはありがたい、お値段以上の名品」と感じたものなどバラけた印象を持っています。

ルナソルが得意なのは、
トリックが効いた個性的な色を誰もが付けると意外にに似合ってしまう様にテク無しで仕上がる「研究された色味展開や彩りへの追及」だと思います。

ですので、逆に彩りをあまり重視しない（例えば目ヂカラこそ命等）方や、
ご自分で単色アイシャドウを組み合わせて十分パレット構成をしてしまうのが可能な方にはそこまで「人気商品」という印象は持たれないかもしれません。
そういう方にとっては「粉質」自体は粒子はある程度細かいだけですし、しっとりピタっと密着する高価な人気商品だと感じるには少々不十分に感じる場合もあるかなと思いました。

私は自分で単色アイシャドウを組み合わせるのが好きですが、
色番によっては「この組み合わせを一枚のパレットに集めてきてくれているのは本当に助かるわ～便利！」というシリーズの色番もございました。

毎回のコンセプトが、どのジャンルのどの世代のどのＴＰＯの方にも投入し易い、
これがルナソルの人気の根源に潜んでいると私は思います。

お値段については、幾つかの色をパレットにし、それを更に複数のカラーバリエーションで展開しているアイシャドウのスタイリスト料金、あるいはデザイン研究料金と私は見て納得しております。

シリーズにより粉質やテイストが異なりますので、
一度カウンターでタッチアップされて見るのもオススメです。