コンプレックスだと思ってたことが転職したら長所だと褒められることが多くてびっくりしてます。
5年以上働いてた会社を辞め、半年前に転職しました。
前職を辞めた理由は色々ありますが、1番は直属の上司（男性）が苦手すぎて耐えきれなくなったからです。

私は元々人と話すことが好きで飲み会などに行くのも好きな方でした。
ですが前職に入社してから上司に毎日のように嫌味を言われ、「あなたってこういう人だよね」とマイナスなイメージばかりつけられた挙句、周囲にもそのイメージを植え付けられました。
自分の性格を否定されてすっかり心を閉ざしてしまいました。
上司から見た私の印象は、大人しくて神経質で真面目でつまらない人でした。
そう言われるようになったのにはきっかけがあって、その会社では上司とランチに行くというルールみたいなものがあって、5年以上かかさず一緒にランチに行ってました。
上司はかなり人見知りですごく気を遣われてるのが分かりました。初めの頃は私からよく話しかけてたと思います。
ですが何を話しても全部否定的な言葉で返されるので半年くらい経った頃からあまり私から話さなくなりました。
その頃から飲み会でみんなの前で「この人って全然喋れないんだよ」「人に対して壁を作ってる」と愚痴をこぼされるようになりました。直接言われたことはなく、お酒を飲むと本性が出てみんなの前で言うタイプでした。
単にその上司が苦手だし話しても嫌な気分にしかならないのであまり話さないでいただけなんですが、その事をかなり気にしてたんだと気づきました。その後のランチではいくらか積極的に話しかけるようにしましたがすごく疲れました。
ちなみ歳が40くらい離れていて共通の話題もないしかなりしんどかったです。
上司からの話題は天気の話、体調不良の話、あれやだこれやだという愚痴くらいしかありませんでした。

自分がどんなに頑張っても評価が上がらないし、段々バカらしくなって来たので転職することにしました。


新しい職場では、仕事中は落ち着いるけど話すと面白くてギャップがあると色んな方から言われ、今までの評価とまるで違くて戸惑ってます。
でも私自身、今の職場は同年代が多いし凄く楽しいです。
取引先との懇親会での対応を上司から褒められ、部署の飲み会の時に「色んな人とコミュニケーションをとってくれてすごく良かった」とみんなの前で言われ、以前とは全く逆のことが起きています。

環境が変わるだけでこんなに評価って変わるものなんでしょうか？

未だに前職の上司の言葉を思い出しで辛い気持ちになることがありますが、今思えば上司が言っていた私のイメージって上司そのものだった気がします。
そして決まって飲み会の席で攻撃されたのは自分を守るためだったようにも思います。

早く忘れたいですが完全に吹っ切ることができません。
あの辛い時期があったからこそ今自分は幸せだと感じることができますが、上司への恨みはなかなか消えません。
こういう気持ちは何もしなくてもいつかなくなるのでしょうか？