風を視覚で感じる時
カーテンが風で揺れている時に、
風を「見られる事」に感謝し幸せだと思います。

風を、目でも感じられるのは私にはとても幸せな事です。

絵を描く時もそうですが、色を見られる視力、視覚への感性を持って生まれた事を感謝して幸せだと思います。

その分、目が見えない方が学んだ術から風を感じる事は私には出来ません。
持って生まれたものの限界で様々な日常の当たり前の中に美しさや感じる能力を体が備えているのだと実感する時が本当に幸せです。

今ある、持って生まれた限界ある感性を最大限に活かし、
様々な人と同じものを感じ取り合う事が幸せです。

夢をみる事も、夢が過去の映像付きである事も、色付きである事も、
視覚を持って当たり前の様に生きてきたからなのかと気づきました。

その時に、それまでは生まれ持った大きな幸せの一部の、その何かが決定的に見えていなかったのだと感じました。

これからも、当たり前の壁に遮られて見落す事無く、幸せを実感して生きていきたいです。