※1500字超えの、もはや短編〇説っぽい。……が。生憎ほぼ実話です。
　金曜の夜ですので女子会のノリについてけるかたのみどぞ☆彡
　不適切でしたらごめんなさい……
　(^-^;

■当方→三つある。ごめん後出し。
　大学時代に、後から入ったバイト仲間で、頻繁に「お茶しませんか？」と誘ってくる男の子がいて。
　自分、当時、人前では明るい顔するんですが、本当に信頼出来るのは一部の女友達のみ、って状況で。しんどかったんですよね。
　バイト先はアットホームでしたし、その男の子も、何故か根掘り葉掘り質問攻めにすることはせず、本当に、ただ、会って、一緒にいるだけ……の関係が。
　一年間も。ほぼ毎日。
　……続きまして。
　当時の男と女にしては珍しい、プラトニックさでしたね。

　だんだんわたしも、彼の前で打ち解けた感じになって、彼の表情も穏やかに変わってきて。長身でシャープで切れ長の目元で、一見すると冷たい子なのかな？　って印象なのが、笑ったときに、くしゃっと笑う顔が可愛くて……煙草吸う白魚のような長い指先が綺麗で。バイト後の、退廃的な表情もエッモ。うっめーとイケメン店長とビールで乾杯してて。上下する白い喉仏とかまともに見れませんでしたorz

　しまいには、バイト前後にも会う、オールする関係に発展し（接触なし）……真夜中の公園を歩いて……真冬でミニスカで寒いのに。彼が隣にいるだけであったかかったのを覚えています。缶コーヒーふーふー分け合って飲んだり。彼のコートのポッケに手ぇ入れさせて貰い。……握られたり。
　完っ全にデートじゃねえかと。

　感情盛り上がった頃に、互いに忙しくなって。彼は試験勉強でバイト抜け気味で、他方、わたしは、休み中に短期留学が決まって、すれ違い……になりまして。
　とうとう、出国前日の晩。あー会いたいなあ、……とか思いつつ荷物チェックしてると、いきなり、日付変わる前に電話来て。
　こっちが、「今日バイトでしたよね。どうしたんですか？」って聞くと、

「会いたい」……と。

「わたしも」

　地図アプリのない時代で、ガラケーで、電話でナビしながらうちのボロアパートに来てもらって。
　やっべーノーメイクだべ、しまった化粧直しを……、って思いつつもドア開けた瞬間、
「すっぴん……可愛い」
　ぐっ、と抱き寄せられ、
「……会いたかった」

　以降、強烈だった台詞二つ。

「……おれが好きだろ。梨沙」

【1】「〇スしていいですか」
（念のため伏字）

　普段、おれ、おまえ、言ってる男が「いいですか」丁寧口調になるのがずぎゅん、と来ます。頬を包むように大きな手を添えられ、上向かされる仕草つきだとなおのこと。
　言われたことも言ったこともありますね。

【2】「リサリサさぁ。みんなといるときも、おれといるときくらい素直になれよ」
→きゅんきゅんトークで既出ですが、Bくんの台詞ですね。告白に等しい。

【3】「付き合ってみないと、分からないだろ」
→同僚に電話で告白されて、でも「わたし、あなたのことまだよく知らないし。本当に好きになった人とだけ付き合いたいの」
　後で別れたらすっげー気まずいよなあ……。しっかも日曜日の夜だぞ？　ちったぁ考えろよと。これでもリスクマネジメント重視の人間なんだぞ。
　……なのに。いくら理由述べ立てようが携帯当たるほっぺが熱くなるほどに説得され……。

　その彼が、現在、わたしの、旦那です。
　＼(^o^)／

　……おあとがよろしいようで。