定番が消えると本当に困りますね。
まず、一つ目は何年も愛用していた、ライオンのシャンプー、植物派の「ジョナ」です。いまだに、忘れられない商品ですが、ジョナが廃盤後、「植物物語」が現在まで何度かリニューアルされて続いています。でも、私には、まったく別の使用感と仕上がりで、なんでジョナを廃盤にする理由があったのか納得出来ませんね。（コスト面でしょうか？とても髪が美しくまとまるので、内容成分がかなり良かったかも知れません。）

私がシャンプーに求める、泡立ち、香りの良さ、指通りのなめらかさ、すすぎの際、髪がからまず、楽なこと、仕上がりがふんわり、柔らかくさらっと、つやつやで、傷んだ状態も改善して行く効果が高いこと、ブローがとても楽なこと、商品がどこでも手に入り、内容の割にお手頃価格なことと．．．、やはり、幻の名品とはこのことかと思います。溺愛でした。

二つ目に、資生堂の「カバー＆ナチュラルファンデーション」（パウダータイプ）です。今のクレドポーや色々、新製品開発は進んでいますが、やはり、このファンデは傑作の一つだったと思います。
オークル００、１０辺りの、本当に女性の肌の美しさを表現した仕上がり、化粧をして心の状態がアップする、テクニック要らずの商品でした。（個別に受注生産とかして頂きたい位です。）

三つ目に、カネボウの「ラファイエ　マスカラ」です。これが廃盤となった後、同ＣＶというのが発売になったのですが、元祖のオレンジ色の容器のマスカラです。

まず、ボリュームが繊維によるものではなく、クリーミーでどこまでも伸びて、カール力も抜群、乾いても艶が残り、絶対に皮脂とかでにじまない。黒の発色がとても美しく、目がとても綺麗に見える（←人から何度も誉められる程、他のマスカラとは比較にならない）ものでした。

マスカラブラシ等でコーミングする必要はあったのですが、何回、つけまつげと誤解されたことでしょうか。もし、復活して頂けるなら、ブラシに付く量とブラシを今どきの物に改良してもらえたら、尚、最高かと思います。（以前、カネボウさんに直接、復活を訴えたこともあります。笑）

今日は、この辺で失礼致します。
各メーカー様には、もっと広く、アンケートとか取って廃盤＆復活を決めて消費者のニーズをよく認識して頂けると嬉しく思います。
．．．流行も大事ですが、化粧品は生活に密着していますので。