みなさんとは別の考え方を持っている者です
「感謝すべき人はいますか？」と聞かれたら、わたしは「いません」と答えるしかないです。

どんなに批判されようとも、ね。


＜日々誰かに感謝することで、
＜おのずから謙虚さを持ち、
＜素敵な女性に近づけるのではないかと思うですが(>_<)


それはあくまでも、「それなりに恵まれた人生を送ってこれた人」に限っての話ですよね。

本当は感謝すべき人がいないのに、ここで嘘をついて「両親に感謝してます」なんて答えたら、それこそ嘘つきになってしまいますし（笑）


世の中には、たとえ感謝したくても、感謝する対象さえ見つからない人もいっぱいいるんですよ。

恵まれない家庭（お金に限ったことじゃなく）に生まれて、恵まれない学校生活しかできなかった人は、全然めずらしくないです。

せめて両親にだけでも感謝できる環境の人が、心底うらやましいです。


わたしの両親は、セックスして、産んで、養育費だけ出す・・・・・という親の典型でした。

わたしを産んだのは、世間体を気にして。

「産んでもらった」というよりも、「つくられた」といった感じですね。（そもそも、子どもというものは、親のエゴでつくられた産物であるわけですが。）


子どもにご飯を食べさせるのは、子どもを産んだ以上、あたりまえの行為であり、「義務」ですし。（感謝の対象にはならない）

わかりやすい例を挙げると・・・・・自らすすんで飼っているペットに餌をあげても、それは「自分で飼うと決めたんだから、餌をあげるのはあたりまえ」ですよね。

それと同じです。

そもそも、両親だって、小さい頃は誰かに食べさせてもらっていたわけだし、老後は誰かに食べさせてもらわなくちゃいけないわけだし。



わたしが両親に感謝するとしたら、それは、「養育費」以上のものをくれた場合だけ。

くれそうもないですけど（笑）

自分のことだけだったら、それは私の単なる被害妄想かもしれないけれど、（大嫌いな）弟を見てさえ、「可愛そう。不憫。」だと思いますもん。（嫌いな相手にさえ同情してしまうレベルってことです）


わたしの場合は、それに加えて、学校も酷いもんでしたからね～。

世の中は、不平等ですよ、本当。


＜ここでもう１度、
＜みなさんで感謝すべき人について
＜考えてみませんか？


わたしは、むしろ、「感謝できること」について感謝すべきだと思います。

それだけ恵まれた環境で過ごせている、ということですから。


わたしが「感謝している人は、いません」と書いたことに対して、「傲慢だ」と思った人もいると思います。

しかし、わたしに言わせれば、「感謝できる人がいてあたりまえ」だという考えこそ、自分がいかに恵まれているかを理解できていない、「傲慢な考え方」です。


「感謝」という言葉は、誰にでも使えるものではありません。

使いたくても使えない人がたくさんいる言葉です。